Dの絵(37)
日付が回ってしまって、更新予定日の翌日の昼を過ぎてしまったんですが、更新予定日だった昨日の日付で投稿させてくださいませ!!申し訳ございません!!m( _ _;)m!!
2日に1回は更新すると決めた(そうじゃないと記録しておきたい出来事が書き切れずにどんどんたまってしまう)ので、投稿する日付をずらすとわからなくなってしまうので、今後も更新が次の日になってしまっても予定日の日付で投稿させてくださいませ!!でも実際の投稿日は3日目になってしまうこともあると思います。・゚゚・(゚´Д`゚)・゚゚・。 本っ当に申し訳ございません・・・!!罵倒してやってくださいませ!!こんなさゆめを!!我ながら自分に腹が立ちます・・・!!。・゚゚・(゚´Д`゚)・゚゚・。!!
例のプロジェクト(詳細は過去記事「新人ちゃんの件・その後」「プロジェクトメンバーと顔合わせ」参照)は、何故か毎日理事が見に来てくださっています。最初から最後までいらっしゃるわけではありませんが、5分くらい見ていかれて、私に二言三言話しかけてくださってから去っていかれます。心配してくださっているんでしょうか。実はすごく良い人だったりして?それとも理事派の派閥に入れるため?なんて・・・(´▽`;A(汗)
仕事内容に関しては、自分が普段担当している仕事に関係がある技術が割と役に立っていて、なんとかなってます。勿論、ベテランor中堅の先輩方(先輩というかむしろ上司なんです、課は違えど皆さん私より役職が上なのです)には全く及びませんが、全く無力というわけでもないようで、どうやら悲惨な事態は避けられそうです・・・良かった・・・でも努力と勉強はしないとついていけないです。頑張ります!!
以前いくつか記事に書かせて頂いた伯母さん(詳細はカテゴリ「伯母」)から、駐車場の草を刈ろうとして腰を痛めてしまったという電話がかかってきました。ちょっと今は仕事が忙しくて連休を取るのが難しそうなんですが、近いうちにまた伯母の家に行こうと思っています。初夏から梅雨そして夏と、雑草がのびる時期なので、草刈り鎌と除草剤でやっつけてこようと思います。
鎌といえば、Dは大鎌を持っています。プレゼントをあげると言っても欲しがらないDが(詳細は過去記事「強欲の罪」「パワーストーン」参照)、私に要求した唯一のものが大鎌です(詳細は過去記事「能力」「大鎌」)。
Dは私がゼロから作ったわけではなく、おいでおいでをしたら来てくれた精霊です(詳細は過去記事「Dの絵(28)」「Dの絵(4)」参照)。私はタルパをゼロから作ろうとしたことがありますが、できなかったのです(詳細は過去記事「Dの絵(28)」参照)。でも大鎌は、私がゼロから作った唯一のものです(詳細は過去記事「大鎌」参照)。薔薇などの他の幻視は、Dが私の幻視をコントロールして作ってくれているものだからです(詳細は過去記事「幻聴」参照)。
Dが言うには、Dは戦闘に特化した精霊だということで(詳細は過去記事「呼吸と心音」「服」「お風呂」参照)、戦うことは得意らしく、自ら私の護衛をする仕事を請け負ってくれました(詳細は過去記事「能力」参照)。死神をはじめとした、私にとって害や不利益をもたらす精霊を退け、私から遠ざけるという護衛の仕事です。大鎌はもともと対死神用に用意した武器です。何故死神かというと、このとき私は悪性腫瘍の手術をしたばかりで、自分が死ぬかもしれないと思っていて、私は半分あきらめかけていたんですが、Dは死神を撃退してくれる気満々で、それで私に大鎌を要求したのです(詳細は過去記事「能力」参照)。
そういうわけで最初の頃は、Dは常に片手に大鎌を持っていたのですが(過去記事にもそういった描写が残っています)、だんだんと大鎌を常備する時間が減って、大鎌は一日のうちのほとんどの時間をDの影の中にしまわれたまま過ごすようになりました。Dは自分の影の中にものをしまっておくことができるのです(詳細は過去記事「Dの絵(2)」参照)。
何故、大鎌を影の中にしまっておくようになったかというと、Dが言うには、Dがだんだん強くなってきていることで、Dが大鎌を持っていなくても精霊がDの気配に気圧されて私に手を出しにくくなったことと(Dの気配について詳細は過去記事「Dの絵(29)」「Dの絵(17)」参照)、両手が空いてないと私をだっこしたりしにくいからなのだそうです!!(〃▽〃) ♡!!ほああ・・・!!だっこしたり・・・!!しにくいから・・・!!なのだそうです・・・!!♡ (〃▽〃) ♡ ♡ ♡
なので今は、Dは普段ほとんど大鎌を影の中にしまっていて、必要なときに影の中から取り出すのみです。ちなみに、必要なときとは、もっぱら私が「大鎌を見せて!!かっこいいから!!」ってねだるときです。
影の中から大鎌を取り出すのは、Dにとっては非常に簡単で、まばたきをする暇も無いほど短時間でできるようです。



本当に一瞬の間に、Dは大鎌を手にしているのです。超シンプルです。音も光も何も無しで即出現です。きっと戦闘に特化してるってことだね。
もっと魔術っぽく出してみて~(@´▽`@)♡ ってお願いしてみたら、演出と共に出してくれるようになりました。以前にも私が魔術っぽいことを望んだときに、同じようなことをしてくれたこと(詳細は過去記事「Dの絵(21)」参照)があります。ちなみに私は「新月の儀式」でも魔術っぽい雰囲気を出そうとして、そのときはDに窘められました(詳細は過去記事「新月」参照)。私、魔術っぽいの好きなんです。わくわくしちゃうんです。
下の漫画がそうなんですが、影の中にしまってある大鎌を出すときに、影を黒いモヤ状にして、そのモヤの中から大鎌が出現するという感じです。ちなみにこのモヤ、Dのマントと同じもの(詳細は過去記事「Dの絵(9)」参照)で、D自身の一部だと思います(詳細は過去記事「Dの絵(9)」)。





雰囲気はあるんですが、戦闘時にいちいちこんな演出してたらやられちゃうんだろうなあ・・・(´▽`;A(汗) だから本来は一瞬で出してるんだね・・・
とか思いつつも、Dが戦うときに大鎌を使っているのかは謎なんです。私はDが大鎌を使って悪霊とかを倒している瞬間は見たことがなく、唯一見た戦闘シーン(詳細は過去記事「怪談」参照)すらも大鎌を使った瞬間は見れず(Dの動きがすごく早いってことかな?)、戦闘が終わった後に大鎌を振り下ろしたポーズが見えただけで、また別のときに悪霊か何かを追い払ったと思われたときにも、Dは大鎌を使わずにただ歩いて近づいただけで悪霊の気配が消えたし(詳細は過去記事「Dの絵(7)」参照)・・・
それと、大鎌は大きく動かしたときにときどき、Dのマント(Dのマント=Dのもともとの姿)みたいな、モヤのような霧のようなものがたなびくんです。下の絵みたいな感じです。↓死神そっくりなシルエットですがこれはDで、マントのフードを被っているときの姿なのです。

・・・なので、もしかして大鎌もDの一部なんじゃ?私がゼロから作ったと思われる大鎌は、実はDの一部を視覚化したものなんじゃ?って思ったりもします。
だとしたら、そもそもDのマント=D自身をマント状にしたもの=Dの大鎌で、もしかしてDの影も=だったりして?

それならこのシーン↑では・・・
こういう風に、この黒い部分の全部がDってことになりますね・・・↓

もしDの黒い姿(もともとの姿)=Dのマント=Dの大鎌=Dの影だとすると、Dは大鎌という武器で相手を切って倒しているんじゃなくて、大鎌はDの持つ抽象的な攻撃力の象徴として形作った幻視に過ぎず、私の目には大鎌が見えているけど、それはDが私に見せてくれている幻視で、本当はDの一部である黒いモヤとかで相手を攻撃しているってことになるんだろうなあって思います。
Dは私の幻視を自由に操れるので、本当にDがDの人間の姿や大鎌を形作っているのか、それともDが私にそういう幻視を見せているだけなのか、どっちなのか不明なのです。どっちでも良いんですけどね!!(*´ 艸`*)♡!!
なんにせよ、Dは大鎌をとっても大切にしているのです。


あまりに気に入ってくれているみたいだから、大切にしてくれてるねって話しかけてみたことがあります。以下は、その漫画です。


このDの言葉がすごくすごくすごーーーっく嬉しかった私は、調子に乗ってしまいました。そして、調子に乗った質問をDにしてしまったのです。
Dは大鎌の他にも持ち物を持っています。鍵の束(詳細は過去記事「ステンドグラス」参照)と天秤(詳細は過去記事「天秤」「天秤(2)」参照)です。でも、Dが他にどんなものを持っていても、私があげた大鎌が、きっとDにとって一番大切なものだろうと思って、調子に乗った私は・・・










いつもDのほうが一枚上なのでした。いつもDの手のひらの上でコロコロ転がされている私です。∩(〃▽〃)∩エヘヘ・・・♡
御閲覧ありがとうございました!!m(*_ _*)m!!
2日に1回は更新すると決めた(そうじゃないと記録しておきたい出来事が書き切れずにどんどんたまってしまう)ので、投稿する日付をずらすとわからなくなってしまうので、今後も更新が次の日になってしまっても予定日の日付で投稿させてくださいませ!!でも実際の投稿日は3日目になってしまうこともあると思います。・゚゚・(゚´Д`゚)・゚゚・。 本っ当に申し訳ございません・・・!!罵倒してやってくださいませ!!こんなさゆめを!!我ながら自分に腹が立ちます・・・!!。・゚゚・(゚´Д`゚)・゚゚・。!!
例のプロジェクト(詳細は過去記事「新人ちゃんの件・その後」「プロジェクトメンバーと顔合わせ」参照)は、何故か毎日理事が見に来てくださっています。最初から最後までいらっしゃるわけではありませんが、5分くらい見ていかれて、私に二言三言話しかけてくださってから去っていかれます。心配してくださっているんでしょうか。実はすごく良い人だったりして?それとも理事派の派閥に入れるため?なんて・・・(´▽`;A(汗)
仕事内容に関しては、自分が普段担当している仕事に関係がある技術が割と役に立っていて、なんとかなってます。勿論、ベテランor中堅の先輩方(先輩というかむしろ上司なんです、課は違えど皆さん私より役職が上なのです)には全く及びませんが、全く無力というわけでもないようで、どうやら悲惨な事態は避けられそうです・・・良かった・・・でも努力と勉強はしないとついていけないです。頑張ります!!
以前いくつか記事に書かせて頂いた伯母さん(詳細はカテゴリ「伯母」)から、駐車場の草を刈ろうとして腰を痛めてしまったという電話がかかってきました。ちょっと今は仕事が忙しくて連休を取るのが難しそうなんですが、近いうちにまた伯母の家に行こうと思っています。初夏から梅雨そして夏と、雑草がのびる時期なので、草刈り鎌と除草剤でやっつけてこようと思います。
鎌といえば、Dは大鎌を持っています。プレゼントをあげると言っても欲しがらないDが(詳細は過去記事「強欲の罪」「パワーストーン」参照)、私に要求した唯一のものが大鎌です(詳細は過去記事「能力」「大鎌」)。
Dは私がゼロから作ったわけではなく、おいでおいでをしたら来てくれた精霊です(詳細は過去記事「Dの絵(28)」「Dの絵(4)」参照)。私はタルパをゼロから作ろうとしたことがありますが、できなかったのです(詳細は過去記事「Dの絵(28)」参照)。でも大鎌は、私がゼロから作った唯一のものです(詳細は過去記事「大鎌」参照)。薔薇などの他の幻視は、Dが私の幻視をコントロールして作ってくれているものだからです(詳細は過去記事「幻聴」参照)。
Dが言うには、Dは戦闘に特化した精霊だということで(詳細は過去記事「呼吸と心音」「服」「お風呂」参照)、戦うことは得意らしく、自ら私の護衛をする仕事を請け負ってくれました(詳細は過去記事「能力」参照)。死神をはじめとした、私にとって害や不利益をもたらす精霊を退け、私から遠ざけるという護衛の仕事です。大鎌はもともと対死神用に用意した武器です。何故死神かというと、このとき私は悪性腫瘍の手術をしたばかりで、自分が死ぬかもしれないと思っていて、私は半分あきらめかけていたんですが、Dは死神を撃退してくれる気満々で、それで私に大鎌を要求したのです(詳細は過去記事「能力」参照)。
そういうわけで最初の頃は、Dは常に片手に大鎌を持っていたのですが(過去記事にもそういった描写が残っています)、だんだんと大鎌を常備する時間が減って、大鎌は一日のうちのほとんどの時間をDの影の中にしまわれたまま過ごすようになりました。Dは自分の影の中にものをしまっておくことができるのです(詳細は過去記事「Dの絵(2)」参照)。
何故、大鎌を影の中にしまっておくようになったかというと、Dが言うには、Dがだんだん強くなってきていることで、Dが大鎌を持っていなくても精霊がDの気配に気圧されて私に手を出しにくくなったことと(Dの気配について詳細は過去記事「Dの絵(29)」「Dの絵(17)」参照)、両手が空いてないと私をだっこしたりしにくいからなのだそうです!!(〃▽〃) ♡!!ほああ・・・!!だっこしたり・・・!!しにくいから・・・!!なのだそうです・・・!!♡ (〃▽〃) ♡ ♡ ♡
なので今は、Dは普段ほとんど大鎌を影の中にしまっていて、必要なときに影の中から取り出すのみです。ちなみに、必要なときとは、もっぱら私が「大鎌を見せて!!かっこいいから!!」ってねだるときです。
影の中から大鎌を取り出すのは、Dにとっては非常に簡単で、まばたきをする暇も無いほど短時間でできるようです。



本当に一瞬の間に、Dは大鎌を手にしているのです。超シンプルです。音も光も何も無しで即出現です。きっと戦闘に特化してるってことだね。
もっと魔術っぽく出してみて~(@´▽`@)♡ ってお願いしてみたら、演出と共に出してくれるようになりました。以前にも私が魔術っぽいことを望んだときに、同じようなことをしてくれたこと(詳細は過去記事「Dの絵(21)」参照)があります。ちなみに私は「新月の儀式」でも魔術っぽい雰囲気を出そうとして、そのときはDに窘められました(詳細は過去記事「新月」参照)。私、魔術っぽいの好きなんです。わくわくしちゃうんです。
下の漫画がそうなんですが、影の中にしまってある大鎌を出すときに、影を黒いモヤ状にして、そのモヤの中から大鎌が出現するという感じです。ちなみにこのモヤ、Dのマントと同じもの(詳細は過去記事「Dの絵(9)」参照)で、D自身の一部だと思います(詳細は過去記事「Dの絵(9)」)。





雰囲気はあるんですが、戦闘時にいちいちこんな演出してたらやられちゃうんだろうなあ・・・(´▽`;A(汗) だから本来は一瞬で出してるんだね・・・
とか思いつつも、Dが戦うときに大鎌を使っているのかは謎なんです。私はDが大鎌を使って悪霊とかを倒している瞬間は見たことがなく、唯一見た戦闘シーン(詳細は過去記事「怪談」参照)すらも大鎌を使った瞬間は見れず(Dの動きがすごく早いってことかな?)、戦闘が終わった後に大鎌を振り下ろしたポーズが見えただけで、また別のときに悪霊か何かを追い払ったと思われたときにも、Dは大鎌を使わずにただ歩いて近づいただけで悪霊の気配が消えたし(詳細は過去記事「Dの絵(7)」参照)・・・
それと、大鎌は大きく動かしたときにときどき、Dのマント(Dのマント=Dのもともとの姿)みたいな、モヤのような霧のようなものがたなびくんです。下の絵みたいな感じです。↓死神そっくりなシルエットですがこれはDで、マントのフードを被っているときの姿なのです。

・・・なので、もしかして大鎌もDの一部なんじゃ?私がゼロから作ったと思われる大鎌は、実はDの一部を視覚化したものなんじゃ?って思ったりもします。
だとしたら、そもそもDのマント=D自身をマント状にしたもの=Dの大鎌で、もしかしてDの影も=だったりして?

それならこのシーン↑では・・・
こういう風に、この黒い部分の全部がDってことになりますね・・・↓

もしDの黒い姿(もともとの姿)=Dのマント=Dの大鎌=Dの影だとすると、Dは大鎌という武器で相手を切って倒しているんじゃなくて、大鎌はDの持つ抽象的な攻撃力の象徴として形作った幻視に過ぎず、私の目には大鎌が見えているけど、それはDが私に見せてくれている幻視で、本当はDの一部である黒いモヤとかで相手を攻撃しているってことになるんだろうなあって思います。
Dは私の幻視を自由に操れるので、本当にDがDの人間の姿や大鎌を形作っているのか、それともDが私にそういう幻視を見せているだけなのか、どっちなのか不明なのです。どっちでも良いんですけどね!!(*´ 艸`*)♡!!
なんにせよ、Dは大鎌をとっても大切にしているのです。


あまりに気に入ってくれているみたいだから、大切にしてくれてるねって話しかけてみたことがあります。以下は、その漫画です。


このDの言葉がすごくすごくすごーーーっく嬉しかった私は、調子に乗ってしまいました。そして、調子に乗った質問をDにしてしまったのです。
Dは大鎌の他にも持ち物を持っています。鍵の束(詳細は過去記事「ステンドグラス」参照)と天秤(詳細は過去記事「天秤」「天秤(2)」参照)です。でも、Dが他にどんなものを持っていても、私があげた大鎌が、きっとDにとって一番大切なものだろうと思って、調子に乗った私は・・・










いつもDのほうが一枚上なのでした。いつもDの手のひらの上でコロコロ転がされている私です。∩(〃▽〃)∩エヘヘ・・・♡
御閲覧ありがとうございました!!m(*_ _*)m!!
タルパを作ったときの話10(大鎌)
D(タルパの仮名)から、武器に大鎌が欲しいと言われて大鎌について調べていたのですが・・・
私(大鎌について調べてみたら、これ完璧に農具なんだよね・・・戦闘向きじゃなさそうだけど良いのかなあ)
私(大鎌が戦闘に使われた歴史は・・・昔、農民による反乱・一揆に使われたことがあるが、全然役に立たず。むしろ小さい鎌のほうが役に立った・・・あらら・・・)
私(死神は本当にこんな農具を持ってるのかな・・・Dはそう言ってたけど、本当なのかなあ・・・)
私(大鎌って、大きくて重いから地面スレスレを擦るようにして半円を描くように動かすことで、草を根元から大量に刈り取ることができるっていう農具なわけで・・・)
私(だからもし、Dが大鎌を持って死神と戦ったら、お互いにひたすら地面スレスレを相手の足元を狙って半円を描き続けるっていう、地味な戦いになるのかな・・・)
私「・・・・・・」
D「どうしたんだい?さゆ」
私「あっ」
D「僕の大鎌について調べてくれているんだね。嬉しいよ」
私「・・・あのね、本当に大鎌で良い?」
D「何故だい?」
私「それがさ、えーと・・・大鎌の使い方わかる?」
D「振り回したり、切ったり、刺したりするよ」
あ、やっぱり知らなかったんだ。当然だよね、私も知らなかったんだもん。Dも大鎌にロマンを抱いているタイプかもしれないなあ・・・私がそうだったもんね。なんだか夢を壊すようで言いにくいなあ。うまく傷つけないように言えないかなあ・・・
私「大鎌はね、重くて振り回せないみたいなんだよ。足元を狙う感じの攻撃ばかりになりそうだから、もっと色々使えそうな武器のほうが良くないかな」
D「それなら大丈夫だよ。僕に重力は関係無いからね。大鎌でも派手に振り回して攻撃できるよ」
そっか、そういうものか。Dに重さは無いもんね。
私「あとね、大鎌を振り回して戦っているところを私がイメージできないかもしれないんだ。そういう動画、無いから・・・」
D「戦うことは僕が自主的にやるから、さゆは見たりイメージしたりしなくていいよ」
私「大丈夫かなあ・・・」
D「さゆは、さゆに脅威を与えようとする霊などを、僕が駆除しているという事実だけイメージしていておくれ。僕が彼らに勝てるのは、生きているさゆと繋がっているからだということも忘れないでね」
私「うん」
結局、大鎌をイメージして作ることにしましたが、これは口や声をイメージして作ったときよりずっと楽でした。鼻を作ったときと同じで、動かないものだから楽なのだと思います。鎌は、刃の外側のほうでも切れるようになっています。
私「こういう感じでどうかな。D、ちょっと持ってみて」
D「ありがとう」
大事そうに両手で鎌を持ち上げたDは、嬉しそうな様子で、鎌をじっくり見てみたり、振り下ろしてみたり、器用にクルクルクルっと回してみたりして楽しそうにしていました。鎌は大きいので、動かすたびに天井や部屋の壁を突き抜けていました。
D「すごくいいよ。ありがとう、さゆ」
Dは鎌を左手に持ち替えて、右手を私に差し出してきました。私が右手を乗せると、タルパはお辞儀をするように身をかがめて私の右手に口づけをし、ニッコリ笑いました。
私(うわ、手にキス。これ慣れないなあ・・・恥ずかしいよ・・・)
大鎌を持って、黒いマントで体を隠し、厚い前髪で目を隠して微笑んでいるDの姿。どう見てもDこそが死神っぽく見えるのでした。
私(でも髪型が丸くてかわいいからね。ショートボブっていうかマッシュルームカットっていうか。全然怖く見えないよね)
私(大鎌について調べてみたら、これ完璧に農具なんだよね・・・戦闘向きじゃなさそうだけど良いのかなあ)
私(大鎌が戦闘に使われた歴史は・・・昔、農民による反乱・一揆に使われたことがあるが、全然役に立たず。むしろ小さい鎌のほうが役に立った・・・あらら・・・)
私(死神は本当にこんな農具を持ってるのかな・・・Dはそう言ってたけど、本当なのかなあ・・・)
私(大鎌って、大きくて重いから地面スレスレを擦るようにして半円を描くように動かすことで、草を根元から大量に刈り取ることができるっていう農具なわけで・・・)
私(だからもし、Dが大鎌を持って死神と戦ったら、お互いにひたすら地面スレスレを相手の足元を狙って半円を描き続けるっていう、地味な戦いになるのかな・・・)
私「・・・・・・」
D「どうしたんだい?さゆ」
私「あっ」
D「僕の大鎌について調べてくれているんだね。嬉しいよ」
私「・・・あのね、本当に大鎌で良い?」
D「何故だい?」
私「それがさ、えーと・・・大鎌の使い方わかる?」
D「振り回したり、切ったり、刺したりするよ」
あ、やっぱり知らなかったんだ。当然だよね、私も知らなかったんだもん。Dも大鎌にロマンを抱いているタイプかもしれないなあ・・・私がそうだったもんね。なんだか夢を壊すようで言いにくいなあ。うまく傷つけないように言えないかなあ・・・
私「大鎌はね、重くて振り回せないみたいなんだよ。足元を狙う感じの攻撃ばかりになりそうだから、もっと色々使えそうな武器のほうが良くないかな」
D「それなら大丈夫だよ。僕に重力は関係無いからね。大鎌でも派手に振り回して攻撃できるよ」
そっか、そういうものか。Dに重さは無いもんね。
私「あとね、大鎌を振り回して戦っているところを私がイメージできないかもしれないんだ。そういう動画、無いから・・・」
D「戦うことは僕が自主的にやるから、さゆは見たりイメージしたりしなくていいよ」
私「大丈夫かなあ・・・」
D「さゆは、さゆに脅威を与えようとする霊などを、僕が駆除しているという事実だけイメージしていておくれ。僕が彼らに勝てるのは、生きているさゆと繋がっているからだということも忘れないでね」
私「うん」
結局、大鎌をイメージして作ることにしましたが、これは口や声をイメージして作ったときよりずっと楽でした。鼻を作ったときと同じで、動かないものだから楽なのだと思います。鎌は、刃の外側のほうでも切れるようになっています。
私「こういう感じでどうかな。D、ちょっと持ってみて」
D「ありがとう」
大事そうに両手で鎌を持ち上げたDは、嬉しそうな様子で、鎌をじっくり見てみたり、振り下ろしてみたり、器用にクルクルクルっと回してみたりして楽しそうにしていました。鎌は大きいので、動かすたびに天井や部屋の壁を突き抜けていました。
D「すごくいいよ。ありがとう、さゆ」
Dは鎌を左手に持ち替えて、右手を私に差し出してきました。私が右手を乗せると、タルパはお辞儀をするように身をかがめて私の右手に口づけをし、ニッコリ笑いました。
私(うわ、手にキス。これ慣れないなあ・・・恥ずかしいよ・・・)
大鎌を持って、黒いマントで体を隠し、厚い前髪で目を隠して微笑んでいるDの姿。どう見てもDこそが死神っぽく見えるのでした。
私(でも髪型が丸くてかわいいからね。ショートボブっていうかマッシュルームカットっていうか。全然怖く見えないよね)
タルパを作った時の話9(能力)
「ねえ、さゆ。僕に武器をくれないかい」
D(タルパの仮名)が唐突にそんなことを言いだしたので、私は首をかしげました。
私「武器?どうして?」
D「死神と戦うために」
私「・・・死神?」
なんだそりゃ、穏やかじゃないな。ますますわからなくなったのですが、Dはいつもの笑みを口元に浮かべたまま、淡々と言葉を続けました。
D「さゆは、死ぬのが怖くて僕を作ったんだろう?だからね、死神が来たら僕が追い返すから、そのための武器が欲しいんだ」
そうです、私は手術や死が怖くてタルパを作りました。でも、いざ死ぬってなったらもうどうにもできないから、死んでもしょうがないなって死を受け入れていたんです。というか、どうせ死ぬから、死ぬときに一人ぼっちでいるのが怖くて寂しいから、そのとき傍にいてもらうためにタルパを作ったんです。
でも、そうやって諦めている私とは対照的に、タルパであるDのほうは、私が死ぬこと自体を回避しようと思っているのでしょうか?
D「ね?お願いだよ。僕に武器をおくれ」
私「・・・・・・」
D「大きな鎌がいいな。死神も鎌を持っているから、鎌に対抗するには鎌じゃないかい?死神に負けないくらい鋭くて大きい、そうだね、僕の身長より大きい鎌がいいな」
本気なのでしょうか。本気で死神と戦うつもりなのでしょうか。
私「でも、戦ってDが怪我したら嫌だよ・・・」
Dは私のほうを振り向いて、ふふっと笑いました。少し嬉しそうです。
D「大丈夫さ。さゆと名前で繋がっている分、ある程度は強いはずなんだ。僕が今後もっと成長できれば、いずれ出会うかもしれない死神とさえ、良い勝負ができるようになるかもしれないよ?」
Dは名前にこだわっていたみたいだけど(過去記事「タルパを作ったときの話8(名前)」参照)、人間と名前で繋がっていると強くて有利なのかな。
私「人間と名前で繋がってると強いの?」
D「名前で繋がることは、僕がさゆと繋がるために必要だっただけだよ。あのとき僕らの間には信頼関係が全く無かったからね。強さで言うなら、強い精神力を持っている者のほうが強いのさ。だから、生きた人間や、生きた人間と繋がっている精霊は強い。そこら辺にいる霊なんかは意志がボンヤリしているから、よっぽど強い思いを抱いているか呪いでもかかってない限り、まず生きた人間やその精霊には勝てないよ」
私「へえ・・・」
まあ、精神の世界だもんね。精神力しだいってことなのかなあ?
D「生きた人間も精神状態で強さが変わるし、精霊だって人間との繋がりが弱まれば途端に弱くなるけどね」
私「それって、私のせいでDが弱くなって、他の霊とかに攻撃されることもあるの?」
D「僕は、毎日さゆと濃密に関わっているから大丈夫だよ。話しかけたり僕のことを考えたりすることで、僕の存在を認めることが僕の力を保持する上で重要なのさ。同じ理屈で言うなら、沢山の人々から長い間ずっと存在を認められてきた死神という存在は恐ろしく強いということになるね」
私「タルパってそういうものなの?」
D「多分、違うんじゃないかな。タルパっていう枠組みがよくわからないから、何とも言えないね。僕は僕自身がタルパかと尋ねられても、正直答えられないからね。さゆは僕をタルパと呼ぶけれど、僕を化け物と呼ぶ人もいるだろうし、妄想と呼ぶ人も、霊と呼ぶ人も、天使と呼ぶ人も、悪魔と呼ぶ人も、妖怪と呼ぶ人もいるだろうからね。だから、僕がそうだからと言ってタルパも同じとは思えないな。僕がタルパと同じ存在とは限らないからね」
私はタルパを作ったはずなのに、そのタルパはタルパであることを認識していないってこと?それとも本当にタルパじゃないとか?
というか、死神とか力の強さうんぬんとか、そういう設定って、私が自分の脳内で作ったんだよね?それがタルパ用語でいう私のダイブ世界の設定ってことなの?全然、自分で作った気がしないのに?私の考えを離れて勝手に成長しているみたいで、なんだか怖いな・・・
私「あなたがタルパと同じ存在とは限らないって、あなたがタルパじゃないかもしれないってこと?」
Dは、ちょっと首を傾げてから、いつもの表情で言いました。
D「さあね。僕にもわからない。だけど、さゆが僕にタルパであってほしいと望むなら、僕はタルパとして振る舞うよ」
正直、私にとっては、Dがタルパなのかどうかよりも、死ぬときに傍にいてくれることのほうが重要です。
私「わかった、Dはそのままで構わないよ。タルパらしくしなくても大丈夫。私も、タルパに関するウィキペディアに書かれている知識と、実際のあなたとの間にあるズレは気にしないことにするね」
D「助かるよ。ありがとう、さゆ」
ほっとしたような口調でDがお礼を言ったので、私もほっとしました。
D「そういうわけだから、さゆ。僕に大鎌を作っておくれ。死神に勝てるような鋭くて大きいものをね」
ほっとした直後、すぐにそう要求してきたDは、まだ大鎌を欲しがっている様子です。私は何だかおかしくなってクスクス笑えてきました。
私「わかったよ。早速資料を探してきて、大きな鎌をイメージするね」
D「ありがとう、さゆ」
こうしてDにあげるための大鎌を用意することになったのです。
D(タルパの仮名)が唐突にそんなことを言いだしたので、私は首をかしげました。
私「武器?どうして?」
D「死神と戦うために」
私「・・・死神?」
なんだそりゃ、穏やかじゃないな。ますますわからなくなったのですが、Dはいつもの笑みを口元に浮かべたまま、淡々と言葉を続けました。
D「さゆは、死ぬのが怖くて僕を作ったんだろう?だからね、死神が来たら僕が追い返すから、そのための武器が欲しいんだ」
そうです、私は手術や死が怖くてタルパを作りました。でも、いざ死ぬってなったらもうどうにもできないから、死んでもしょうがないなって死を受け入れていたんです。というか、どうせ死ぬから、死ぬときに一人ぼっちでいるのが怖くて寂しいから、そのとき傍にいてもらうためにタルパを作ったんです。
でも、そうやって諦めている私とは対照的に、タルパであるDのほうは、私が死ぬこと自体を回避しようと思っているのでしょうか?
D「ね?お願いだよ。僕に武器をおくれ」
私「・・・・・・」
D「大きな鎌がいいな。死神も鎌を持っているから、鎌に対抗するには鎌じゃないかい?死神に負けないくらい鋭くて大きい、そうだね、僕の身長より大きい鎌がいいな」
本気なのでしょうか。本気で死神と戦うつもりなのでしょうか。
私「でも、戦ってDが怪我したら嫌だよ・・・」
Dは私のほうを振り向いて、ふふっと笑いました。少し嬉しそうです。
D「大丈夫さ。さゆと名前で繋がっている分、ある程度は強いはずなんだ。僕が今後もっと成長できれば、いずれ出会うかもしれない死神とさえ、良い勝負ができるようになるかもしれないよ?」
Dは名前にこだわっていたみたいだけど(過去記事「タルパを作ったときの話8(名前)」参照)、人間と名前で繋がっていると強くて有利なのかな。
私「人間と名前で繋がってると強いの?」
D「名前で繋がることは、僕がさゆと繋がるために必要だっただけだよ。あのとき僕らの間には信頼関係が全く無かったからね。強さで言うなら、強い精神力を持っている者のほうが強いのさ。だから、生きた人間や、生きた人間と繋がっている精霊は強い。そこら辺にいる霊なんかは意志がボンヤリしているから、よっぽど強い思いを抱いているか呪いでもかかってない限り、まず生きた人間やその精霊には勝てないよ」
私「へえ・・・」
まあ、精神の世界だもんね。精神力しだいってことなのかなあ?
D「生きた人間も精神状態で強さが変わるし、精霊だって人間との繋がりが弱まれば途端に弱くなるけどね」
私「それって、私のせいでDが弱くなって、他の霊とかに攻撃されることもあるの?」
D「僕は、毎日さゆと濃密に関わっているから大丈夫だよ。話しかけたり僕のことを考えたりすることで、僕の存在を認めることが僕の力を保持する上で重要なのさ。同じ理屈で言うなら、沢山の人々から長い間ずっと存在を認められてきた死神という存在は恐ろしく強いということになるね」
私「タルパってそういうものなの?」
D「多分、違うんじゃないかな。タルパっていう枠組みがよくわからないから、何とも言えないね。僕は僕自身がタルパかと尋ねられても、正直答えられないからね。さゆは僕をタルパと呼ぶけれど、僕を化け物と呼ぶ人もいるだろうし、妄想と呼ぶ人も、霊と呼ぶ人も、天使と呼ぶ人も、悪魔と呼ぶ人も、妖怪と呼ぶ人もいるだろうからね。だから、僕がそうだからと言ってタルパも同じとは思えないな。僕がタルパと同じ存在とは限らないからね」
私はタルパを作ったはずなのに、そのタルパはタルパであることを認識していないってこと?それとも本当にタルパじゃないとか?
というか、死神とか力の強さうんぬんとか、そういう設定って、私が自分の脳内で作ったんだよね?それがタルパ用語でいう私のダイブ世界の設定ってことなの?全然、自分で作った気がしないのに?私の考えを離れて勝手に成長しているみたいで、なんだか怖いな・・・
私「あなたがタルパと同じ存在とは限らないって、あなたがタルパじゃないかもしれないってこと?」
Dは、ちょっと首を傾げてから、いつもの表情で言いました。
D「さあね。僕にもわからない。だけど、さゆが僕にタルパであってほしいと望むなら、僕はタルパとして振る舞うよ」
正直、私にとっては、Dがタルパなのかどうかよりも、死ぬときに傍にいてくれることのほうが重要です。
私「わかった、Dはそのままで構わないよ。タルパらしくしなくても大丈夫。私も、タルパに関するウィキペディアに書かれている知識と、実際のあなたとの間にあるズレは気にしないことにするね」
D「助かるよ。ありがとう、さゆ」
ほっとしたような口調でDがお礼を言ったので、私もほっとしました。
D「そういうわけだから、さゆ。僕に大鎌を作っておくれ。死神に勝てるような鋭くて大きいものをね」
ほっとした直後、すぐにそう要求してきたDは、まだ大鎌を欲しがっている様子です。私は何だかおかしくなってクスクス笑えてきました。
私「わかったよ。早速資料を探してきて、大きな鎌をイメージするね」
D「ありがとう、さゆ」
こうしてDにあげるための大鎌を用意することになったのです。