事故物件
この記事も完成致しました。良かったら見てやってくださいますと、とっても嬉しいです・・・!!(っ〃´ω`〃c)♡♡♡♡♡
最近オカルトっぽい記事を書いてないので、この記事では事故物件について書いてみようと思います。m(〃_ _〃)m
私は勤務先の仕事とは別に、副業で不動産経営もしているのですが(詳細は過去記事「Dの絵(49)」など参照)、日本で遭遇した事故物件と、フランスで遭遇した事故物件について、漫画を描いてみようと思います。
うちの本社には、幽霊が出ると有名な場所がいくつかあります(詳細は過去記事「Dの絵(40)」「会社の怖い話」「会社の怖い話(2)」など参照)。
こちらはそのうちの1つで、地下にある通路なのですが、歩いていると後ろから何かがついてくるというのです。
仕事の分野上、私はこの地下通路を通ることは滅多にありませんが、一度だけ通ったことがありました。怖い気持ちになったので、Dに出てきてもらった(Dは普段、私の影の中に入っているのです。詳細は過去記事「タルパー」「Dの絵(2)」参照)のですが・・・
↓







という感じに、Dが影の中から出てきてくれた瞬間から、怖かった何かの気配(?)が消えて、全く怖がらずに歩くことが出来ました。
これと似たような出来事で、過去記事「Dの絵(40)」でも、職場の仮眠室で怖くなったときにDが出てきてくれたら、途端に怖い気持ちが消えてしまって安心できたんです。
そんなふうなので、怖い場所(?)ではDに出てきてもらえば解決すると思っていました。
なのでこのときも、プライベートの用事でこのような土地を歩いたときに、ちょっと怖くなったのでDに出てきてもらったのですが・・・
↓




会社のときと同じように、Dに影の中から出てきてもらったのですが、会社のときとは違って、周囲の雰囲気(幽霊さん達?の雰囲気?)がざわざわっと派手に騒いだような感じがしたんです。なんというか・・・Dが影の中から姿を現したことが、余計に彼らを刺激したような・・・
何故そうなったのか・・・私が考えた勝手な想像としては・・・
まず、会社にいた幽霊さんは怖い噂になるくらいなので、こういう感じに、人に対して何かする気満々の幽霊さんだったと思うんです。
↓

でもDが出てきたので、Dとの戦いになるのを避けて移動していってくれたのではないかなと思いました。
・・・というのは私の想像にすぎないので、違うかもしれないのですが・・・
おまけ:普段の幽霊さん(私の想像です。フィクションです。m(〃_ _〃)m)
↓

うちの会社には昔から怪談話があるんですが、(詳細は過去記事「Dの絵(40)」「会社の怖い話」「会社の怖い話(2)」など参照)、そのあたりの記事やコメント欄などでも少し書かせて頂いたんですが・・・時代がかわっていくのに合わせて、幽霊さんの怖さとかがグレードアップしたり、その時代の人の怖さに合わせたような話になったりしてる印象を受けたんです。
それはまるで、会社の幽霊さんが、その時代ごとに勤務している社員達の価値観とかに合わせて・・・怖さを求める社員たちの要求にこたえてサービスしているかのようで・・・
まるで幽霊の仕事をしている人(サービス業になるのかな)が、社員達の需要にこたえて幽霊の仕事をしているみたいで、面白いなあって思ったのでした。それで、もしそんな幽霊さんなら、きっとDと出会ったらよけてくれるんだろうなあって思ったんです。
完全に私の想像です・・・(〃´▽`〃)ゞ☆
↓

その一方で、お墓のほうの幽霊さんは、ごく一般人の幽霊さんの集まりだったんじゃないかなあ。私が夜のお墓を見て勝手に怖がってしまったけど、彼らは彼らだけで普通に暮らしていて、私に何かする気なんか無かったんじゃないかなあと・・・
↓

でも私が怖がって、Dを影の中から出してしまったので、Dを見た彼らは驚いて・・・
↓

こういう風に驚いて、ざわざわしたのではないかなあと・・・
もし、彼らが静かにしていたところを、私が驚かせてざわつかせてしまったんだとしたら、申し訳無いなあって思いました。
↓

そして、以前買い付けをしたことがある不動産屋さん(詳細は過去記事「Dの絵(32)」参照)の持つ事故物件(日本)に行ったときの漫画が以下です。
この過去記事の不動産屋さんの持っている物件が、入居者のかたがご自分でお亡くなりになって、それで事故物件になったんです。それを担当した社員さんが謎の体調不良に襲われ・・・そのまま回復せずに退職なさってしまったんだそうです・・・(っ゜ω゜;c)
↓

実はこの担当者さん、過去記事にも記述がある通り、Dがじっと見つめていたことがあるんです。そうやってDが誰かに注目したことは以前にもあって、うちの会社の先輩を見つめていたことがあるんですが、その先輩もそれから少しして退職なさってしまったんです。(詳細は過去記事「Dの絵(32)」参照)
うーん・・・私は、Dは「(幽霊とかが)見える人」をみつめる癖があるんだろうか、と思っていたのですが・・・(と思ったって、その過去記事に記述が残ってます。Dが誰かに注目したことはそれから無かったので、私はそんなことすっかり忘れていましたが・・・)
でもそうじゃなくて、Dは「退職する人」もしくは「退職しなくてはいけないほど体調や精神の調子を崩す可能性のある人」に注目するのかもしれません。つまりDは、調子の悪い人を見分けることができるってことかなあ?
なのでこれからは、もし私の周囲の人をDが見つめることがあったら、「体調とか大丈夫?疲れてない?」って尋ねて、早めに休息を取るように伝えてみようと思います。もちろんDのことは言わずに、「なんか疲れているように見えたから・・・」とか言って・・・(〃´▽`〃;)☆
いや、あの担当者さんが「見える人」だったから、事故物件の幽霊(?)を見てしまって、それで体調不良になったとかかもしれないので、真実はわからないのですが・・・(っ〃´ω`〃;c)☆
すみませんです、事故物件に話を戻します・・・m(〃_ _〃;)m
それで、そんなに危険な事故物件があるなら、ついでに見てみようかなと思って、不動産の仕事のついでに見せてもらうことにしたんです。担当のかたが退職なさってしまったので、別のかたが私を案内してくださいました。
↓















結局、何事も起こらず・・・私には普通の部屋にしか思えなかったのでした。Dも無反応でした。(でもこれは、もし何かいたとしてもDがあわてるとは思えないからあてにならないけど・・・)








料理用のお塩でも、塩は塩ですもんね。ごましおとかもお清めになるのかな?(っ〃´ω`〃c)☆
そして、帰るために車に乗り込んだ私達でしたが、不動産屋さんが、おそるおそる口を開き・・・












・・・という感じに終わりました。
不動産屋さんの怖い気配を感じたタイミングが、Dが影の中から出てきたタイミングと重なったので、もしかしてDの気配を感じたのかなあ、なんて思っちゃいました・・・そんなわけないか。(〃´▽`〃)ゞ☆
この後、特に私達に異常は起きず、この不動産屋さんにも特に不幸なことはなく・・・その後、こちらの物件は、一か月も経たないうちに新たなお客様がご入居なさいました。それから今まで特に問題があったとか聞いてないので、何事も無く平穏無事に過ごされていらっしゃるのだと思われます。
こんな感じに、霊感が全然無い私ですが、ここは重い感じがするなあ・・・と思う建物があります。
それが、モン・サン・ミシェルです。
え、モン・サン・ミシェル・・・?(っ゜◇゜;c)??
モン・サン・ミシェルと言えば、日本ではよく「江の島」というあだなで呼ばれる、平和な観光スポットで・・・
他の観光地と違って、治安が良いことで有名で、スリさえいない・・・
お土産売り場には日本語を使えるフランス人店員・・・(それだけ日本人が多く、日本人の多い場所は治安が保たれている)
そういう全体的に平和なスポット・・・
・・・という認識をお持ちのかたがほとんどだと思われます。そうです、今でこそ大変平和な場所でございます。
・・・が!!!!!
かつてあの場所は、1:戦争で何度も激戦地になる 2:犯罪者の刑務所だった 3:巡礼者が無念の死を遂げている、などの出来事があり、それら全ての原因において、数えきれないほどのかたがたが亡くなった場所なんです。周囲に埋まっているご遺体の数はヨーロッパ内でトップクラス(っていうか1位かも?)、今でも建物の工事や修理のために地面を掘ると必ずご遺体が出てきてしまうと言われるほどなんです。
従って、事故物件として考えるなら、相当なレベルだと思われます。(っ〃˘ω˘〃c)☆

しかし同時にモン・サン・ミシェルは、公式で大天使ミカエルの祝福を受けているという、聖なる教会でもあります。
大天使ミカエルとは、キリスト教の天使で、キリスト教美術でも人気な天使です。この天使の特徴・性質は、戦闘的。おそらく天使の中で最も戦闘に従事していると思われる戦闘の天使なのです。
そのへんは、過去の美術展でもちょっと書かせて頂きました・・・過去記事「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」や過去記事「ボッティチェリ展」などに説明がございます。c(〃´▽`〃c)♪♪
モン・サン・ミシェルは教会ですが、フランスを外国の襲撃から守るための重要な拠点として、最もフランスの北に位置する(過去、北半球においては、だいたい北の国が南に攻め込んでいた。寒くて農作物などの食料や土地が少ないからである。だからフランスも、北にいるイギリスから何度も侵略戦争をいどまれてきたのである・・・)戦闘用の要塞として存在していました。
位置的に、フランスにとって、頻繁な侵略者であったイギリス用の要塞として機能しました。難解で厳しい潮の満ち引きが敵の侵入・後退をはばみ、難攻不落の教会として有名だった、その名もモン・サン・ミシェル・・・日本語訳で「聖なるミカエル(戦闘の天使)の山」・・・フランスの重要な要塞(守備用)だったのです。
要塞であった歴史も持ちながら、ここはキリスト教徒にとって、昔から重要な巡礼地でもありました。日本でも「お遍路さん」が「四国八十八か所」を回ったりしますが、それと似たような感じで、キリスト教でも「巡礼者」が「巡礼地」を旅して歩いていたのです。
その巡礼者達の常識の一つが「モン・サン・ミシェルに行くなら遺書を書いておけ」でした。難解な潮の満ち引きは、善良で敬虔な巡礼者すらはばみ、その命を数えきれないほど飲み込んでいったのです・・・
で、ここ、天候が安定しない場所としても有名なんです。いつも風がふいていて、いつも曇りか雨で、ちょっと晴れてもすぐ曇る・・・
・・・はずなんですが、私が子供の頃に行ったとき、すごく快晴になったんです!!
最初は雨が降って空が暗かったのに、タクシーで近づいていくうちに、雲の切れ目から日が差し込んできて・・・
↓





で、今回、またモン・サン・ミシェルに行ってきて、一泊したんですが、なんとまた快晴になったんです。


だなんて・・・だいぶ、ずうずうしいことを考えたりしました。でも、歓迎されてたとしたら嬉しいな・・・(っ〃´ω`〃c)♡♡♡♡♡
実は、以前フランスに里帰りしていた間も、旅行中ずっと天気に恵まれていたんです。私が子供の頃で、両親と行ってきたのですが、日中はずっと綺麗な晴れで・・・雨が降っている地域に行くとやんでくれて、葉が水滴でキラキラして綺麗な様子だったり、ホテルに帰ってきた直後から雷雨になったり・・・(詳細は過去記事「」参照)
それで、今回の旅行でも天気が味方してくれたような気がして、とっても嬉しかったのでした。(っ〃´◇`〃c)♡♡♡♡♡



Dは戦闘能力に特化した精霊なので、戦闘の聖堂モン・サン・ミシェルから歓迎されてもおかしくないかも?(っ〃´ω`〃c)☆
このモン・サン・ミシェルの中にホテルがあるので、その日はそこに一泊しました。その日の夜、そのホテルの部屋の中で、窓辺の椅子にこしかけていましたら・・・
↓






クローゼットの中から「Bon appetit.(召し上がれ)」って声が聞こえたんです。滅多に空耳とか聞かないので、幽霊さんかなって思って、ちょっとビックリしました。でもDがこう言うってことは、気にしなくて大丈夫なんだろうと思います。
でも、なんか・・・過去にここで頑張っていた修道士さんをはじめ様々な人々のことを思ったら、ここでカトリックのお祈りを捧げたくなったんです。私はフランスで産まれてすぐ洗礼を受けたので、一応カトリックということになってるんです。心情的には無神論者に近いです(カトリックは美術も含め昔から大好きですが)・・・でも、カトリックを信じていた彼らのために祈るなら、カトリックのお祈りを贈るのが一番喜ぶんじゃないかなあって思って。
モン・サン・ミシェルは自分から他国を攻撃するための要塞ではありません。百年戦争のときだってそう、北のほうから何度も攻めてくる相手がいるから、生きるために要塞化して戦わざるを得なかっただけ。つらかったはずだし大変だった・・・本当は、ずっと静かに平穏に、日々を過ごしたかっただけなのになあ・・・
もし彼らが亡霊となってこの地にとどまっているなら、その理由は、今でもフランスとカトリックを守ろうとしているからだろうか・・・
彼らのためにお祈りをしたくて、でも死者へのお祈りはわからなかったから、主の祈りをささげました。

崇高なる戦士達よ、敬虔なる魂よ、安らかに眠り給え。
私は一泊した後、帰るために車に乗り込みました。

車の窓ガラスごしに、だんだん遠く小さくなっていくモン・サン・ミシェルをながめていると、寂しい気持ちになりました。すると・・・




遠ざかるのにつれて、どんどん天気が悪くなって、やがて青空が消えてしまったんです。小さくなって見えなくなるころには、空はもう普段通りの曇天が広がっていました。やっぱり歓迎してくれていたのかなあ・・・(っ〃´◇`゜〃c)♡♡♡♡♡
という不思議体験でございました・・・m(〃_ _〃)m
ご閲覧ありがとうございました!!m(〃_ _〃)m!!
最近オカルトっぽい記事を書いてないので、この記事では事故物件について書いてみようと思います。m(〃_ _〃)m
私は勤務先の仕事とは別に、副業で不動産経営もしているのですが(詳細は過去記事「Dの絵(49)」など参照)、日本で遭遇した事故物件と、フランスで遭遇した事故物件について、漫画を描いてみようと思います。
うちの本社には、幽霊が出ると有名な場所がいくつかあります(詳細は過去記事「Dの絵(40)」「会社の怖い話」「会社の怖い話(2)」など参照)。
こちらはそのうちの1つで、地下にある通路なのですが、歩いていると後ろから何かがついてくるというのです。
仕事の分野上、私はこの地下通路を通ることは滅多にありませんが、一度だけ通ったことがありました。怖い気持ちになったので、Dに出てきてもらった(Dは普段、私の影の中に入っているのです。詳細は過去記事「タルパー」「Dの絵(2)」参照)のですが・・・
↓







という感じに、Dが影の中から出てきてくれた瞬間から、怖かった何かの気配(?)が消えて、全く怖がらずに歩くことが出来ました。
これと似たような出来事で、過去記事「Dの絵(40)」でも、職場の仮眠室で怖くなったときにDが出てきてくれたら、途端に怖い気持ちが消えてしまって安心できたんです。
そんなふうなので、怖い場所(?)ではDに出てきてもらえば解決すると思っていました。
なのでこのときも、プライベートの用事でこのような土地を歩いたときに、ちょっと怖くなったのでDに出てきてもらったのですが・・・
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会社のときと同じように、Dに影の中から出てきてもらったのですが、会社のときとは違って、周囲の雰囲気(幽霊さん達?の雰囲気?)がざわざわっと派手に騒いだような感じがしたんです。なんというか・・・Dが影の中から姿を現したことが、余計に彼らを刺激したような・・・
何故そうなったのか・・・私が考えた勝手な想像としては・・・
まず、会社にいた幽霊さんは怖い噂になるくらいなので、こういう感じに、人に対して何かする気満々の幽霊さんだったと思うんです。
↓

でもDが出てきたので、Dとの戦いになるのを避けて移動していってくれたのではないかなと思いました。
・・・というのは私の想像にすぎないので、違うかもしれないのですが・・・
おまけ:普段の幽霊さん(私の想像です。フィクションです。m(〃_ _〃)m)
↓

うちの会社には昔から怪談話があるんですが、(詳細は過去記事「Dの絵(40)」「会社の怖い話」「会社の怖い話(2)」など参照)、そのあたりの記事やコメント欄などでも少し書かせて頂いたんですが・・・時代がかわっていくのに合わせて、幽霊さんの怖さとかがグレードアップしたり、その時代の人の怖さに合わせたような話になったりしてる印象を受けたんです。
それはまるで、会社の幽霊さんが、その時代ごとに勤務している社員達の価値観とかに合わせて・・・怖さを求める社員たちの要求にこたえてサービスしているかのようで・・・
まるで幽霊の仕事をしている人(サービス業になるのかな)が、社員達の需要にこたえて幽霊の仕事をしているみたいで、面白いなあって思ったのでした。それで、もしそんな幽霊さんなら、きっとDと出会ったらよけてくれるんだろうなあって思ったんです。
完全に私の想像です・・・(〃´▽`〃)ゞ☆
↓

その一方で、お墓のほうの幽霊さんは、ごく一般人の幽霊さんの集まりだったんじゃないかなあ。私が夜のお墓を見て勝手に怖がってしまったけど、彼らは彼らだけで普通に暮らしていて、私に何かする気なんか無かったんじゃないかなあと・・・
↓

でも私が怖がって、Dを影の中から出してしまったので、Dを見た彼らは驚いて・・・
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こういう風に驚いて、ざわざわしたのではないかなあと・・・
もし、彼らが静かにしていたところを、私が驚かせてざわつかせてしまったんだとしたら、申し訳無いなあって思いました。
↓

そして、以前買い付けをしたことがある不動産屋さん(詳細は過去記事「Dの絵(32)」参照)の持つ事故物件(日本)に行ったときの漫画が以下です。
この過去記事の不動産屋さんの持っている物件が、入居者のかたがご自分でお亡くなりになって、それで事故物件になったんです。それを担当した社員さんが謎の体調不良に襲われ・・・そのまま回復せずに退職なさってしまったんだそうです・・・(っ゜ω゜;c)
↓

実はこの担当者さん、過去記事にも記述がある通り、Dがじっと見つめていたことがあるんです。そうやってDが誰かに注目したことは以前にもあって、うちの会社の先輩を見つめていたことがあるんですが、その先輩もそれから少しして退職なさってしまったんです。(詳細は過去記事「Dの絵(32)」参照)
うーん・・・私は、Dは「(幽霊とかが)見える人」をみつめる癖があるんだろうか、と思っていたのですが・・・(と思ったって、その過去記事に記述が残ってます。Dが誰かに注目したことはそれから無かったので、私はそんなことすっかり忘れていましたが・・・)
でもそうじゃなくて、Dは「退職する人」もしくは「退職しなくてはいけないほど体調や精神の調子を崩す可能性のある人」に注目するのかもしれません。つまりDは、調子の悪い人を見分けることができるってことかなあ?
なのでこれからは、もし私の周囲の人をDが見つめることがあったら、「体調とか大丈夫?疲れてない?」って尋ねて、早めに休息を取るように伝えてみようと思います。もちろんDのことは言わずに、「なんか疲れているように見えたから・・・」とか言って・・・(〃´▽`〃;)☆
いや、あの担当者さんが「見える人」だったから、事故物件の幽霊(?)を見てしまって、それで体調不良になったとかかもしれないので、真実はわからないのですが・・・(っ〃´ω`〃;c)☆
すみませんです、事故物件に話を戻します・・・m(〃_ _〃;)m
それで、そんなに危険な事故物件があるなら、ついでに見てみようかなと思って、不動産の仕事のついでに見せてもらうことにしたんです。担当のかたが退職なさってしまったので、別のかたが私を案内してくださいました。
↓















結局、何事も起こらず・・・私には普通の部屋にしか思えなかったのでした。Dも無反応でした。(でもこれは、もし何かいたとしてもDがあわてるとは思えないからあてにならないけど・・・)








料理用のお塩でも、塩は塩ですもんね。ごましおとかもお清めになるのかな?(っ〃´ω`〃c)☆
そして、帰るために車に乗り込んだ私達でしたが、不動産屋さんが、おそるおそる口を開き・・・












・・・という感じに終わりました。
不動産屋さんの怖い気配を感じたタイミングが、Dが影の中から出てきたタイミングと重なったので、もしかしてDの気配を感じたのかなあ、なんて思っちゃいました・・・そんなわけないか。(〃´▽`〃)ゞ☆
この後、特に私達に異常は起きず、この不動産屋さんにも特に不幸なことはなく・・・その後、こちらの物件は、一か月も経たないうちに新たなお客様がご入居なさいました。それから今まで特に問題があったとか聞いてないので、何事も無く平穏無事に過ごされていらっしゃるのだと思われます。
こんな感じに、霊感が全然無い私ですが、ここは重い感じがするなあ・・・と思う建物があります。
それが、モン・サン・ミシェルです。
え、モン・サン・ミシェル・・・?(っ゜◇゜;c)??
モン・サン・ミシェルと言えば、日本ではよく「江の島」というあだなで呼ばれる、平和な観光スポットで・・・
他の観光地と違って、治安が良いことで有名で、スリさえいない・・・
お土産売り場には日本語を使えるフランス人店員・・・(それだけ日本人が多く、日本人の多い場所は治安が保たれている)
そういう全体的に平和なスポット・・・
・・・という認識をお持ちのかたがほとんどだと思われます。そうです、今でこそ大変平和な場所でございます。
・・・が!!!!!
かつてあの場所は、1:戦争で何度も激戦地になる 2:犯罪者の刑務所だった 3:巡礼者が無念の死を遂げている、などの出来事があり、それら全ての原因において、数えきれないほどのかたがたが亡くなった場所なんです。周囲に埋まっているご遺体の数はヨーロッパ内でトップクラス(っていうか1位かも?)、今でも建物の工事や修理のために地面を掘ると必ずご遺体が出てきてしまうと言われるほどなんです。
従って、事故物件として考えるなら、相当なレベルだと思われます。(っ〃˘ω˘〃c)☆

しかし同時にモン・サン・ミシェルは、公式で大天使ミカエルの祝福を受けているという、聖なる教会でもあります。
大天使ミカエルとは、キリスト教の天使で、キリスト教美術でも人気な天使です。この天使の特徴・性質は、戦闘的。おそらく天使の中で最も戦闘に従事していると思われる戦闘の天使なのです。
そのへんは、過去の美術展でもちょっと書かせて頂きました・・・過去記事「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」や過去記事「ボッティチェリ展」などに説明がございます。c(〃´▽`〃c)♪♪
モン・サン・ミシェルは教会ですが、フランスを外国の襲撃から守るための重要な拠点として、最もフランスの北に位置する(過去、北半球においては、だいたい北の国が南に攻め込んでいた。寒くて農作物などの食料や土地が少ないからである。だからフランスも、北にいるイギリスから何度も侵略戦争をいどまれてきたのである・・・)戦闘用の要塞として存在していました。
位置的に、フランスにとって、頻繁な侵略者であったイギリス用の要塞として機能しました。難解で厳しい潮の満ち引きが敵の侵入・後退をはばみ、難攻不落の教会として有名だった、その名もモン・サン・ミシェル・・・日本語訳で「聖なるミカエル(戦闘の天使)の山」・・・フランスの重要な要塞(守備用)だったのです。
要塞であった歴史も持ちながら、ここはキリスト教徒にとって、昔から重要な巡礼地でもありました。日本でも「お遍路さん」が「四国八十八か所」を回ったりしますが、それと似たような感じで、キリスト教でも「巡礼者」が「巡礼地」を旅して歩いていたのです。
その巡礼者達の常識の一つが「モン・サン・ミシェルに行くなら遺書を書いておけ」でした。難解な潮の満ち引きは、善良で敬虔な巡礼者すらはばみ、その命を数えきれないほど飲み込んでいったのです・・・
で、ここ、天候が安定しない場所としても有名なんです。いつも風がふいていて、いつも曇りか雨で、ちょっと晴れてもすぐ曇る・・・
・・・はずなんですが、私が子供の頃に行ったとき、すごく快晴になったんです!!
最初は雨が降って空が暗かったのに、タクシーで近づいていくうちに、雲の切れ目から日が差し込んできて・・・
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で、今回、またモン・サン・ミシェルに行ってきて、一泊したんですが、なんとまた快晴になったんです。


だなんて・・・だいぶ、ずうずうしいことを考えたりしました。でも、歓迎されてたとしたら嬉しいな・・・(っ〃´ω`〃c)♡♡♡♡♡
実は、以前フランスに里帰りしていた間も、旅行中ずっと天気に恵まれていたんです。私が子供の頃で、両親と行ってきたのですが、日中はずっと綺麗な晴れで・・・雨が降っている地域に行くとやんでくれて、葉が水滴でキラキラして綺麗な様子だったり、ホテルに帰ってきた直後から雷雨になったり・・・(詳細は過去記事「」参照)
それで、今回の旅行でも天気が味方してくれたような気がして、とっても嬉しかったのでした。(っ〃´◇`〃c)♡♡♡♡♡



Dは戦闘能力に特化した精霊なので、戦闘の聖堂モン・サン・ミシェルから歓迎されてもおかしくないかも?(っ〃´ω`〃c)☆
このモン・サン・ミシェルの中にホテルがあるので、その日はそこに一泊しました。その日の夜、そのホテルの部屋の中で、窓辺の椅子にこしかけていましたら・・・
↓






クローゼットの中から「Bon appetit.(召し上がれ)」って声が聞こえたんです。滅多に空耳とか聞かないので、幽霊さんかなって思って、ちょっとビックリしました。でもDがこう言うってことは、気にしなくて大丈夫なんだろうと思います。
でも、なんか・・・過去にここで頑張っていた修道士さんをはじめ様々な人々のことを思ったら、ここでカトリックのお祈りを捧げたくなったんです。私はフランスで産まれてすぐ洗礼を受けたので、一応カトリックということになってるんです。心情的には無神論者に近いです(カトリックは美術も含め昔から大好きですが)・・・でも、カトリックを信じていた彼らのために祈るなら、カトリックのお祈りを贈るのが一番喜ぶんじゃないかなあって思って。
モン・サン・ミシェルは自分から他国を攻撃するための要塞ではありません。百年戦争のときだってそう、北のほうから何度も攻めてくる相手がいるから、生きるために要塞化して戦わざるを得なかっただけ。つらかったはずだし大変だった・・・本当は、ずっと静かに平穏に、日々を過ごしたかっただけなのになあ・・・
もし彼らが亡霊となってこの地にとどまっているなら、その理由は、今でもフランスとカトリックを守ろうとしているからだろうか・・・
彼らのためにお祈りをしたくて、でも死者へのお祈りはわからなかったから、主の祈りをささげました。

崇高なる戦士達よ、敬虔なる魂よ、安らかに眠り給え。
私は一泊した後、帰るために車に乗り込みました。

車の窓ガラスごしに、だんだん遠く小さくなっていくモン・サン・ミシェルをながめていると、寂しい気持ちになりました。すると・・・




遠ざかるのにつれて、どんどん天気が悪くなって、やがて青空が消えてしまったんです。小さくなって見えなくなるころには、空はもう普段通りの曇天が広がっていました。やっぱり歓迎してくれていたのかなあ・・・(っ〃´◇`゜〃c)♡♡♡♡♡
という不思議体験でございました・・・m(〃_ _〃)m
ご閲覧ありがとうございました!!m(〃_ _〃)m!!