Dの絵(7)
Dは、私と知識を共有しているので、私の知っていることなら、私の感情や思考以外は何でも知ることができます。(詳細は過去記事「真実」参照)
そのことをウッカリ忘れた私が、Dに対して情報規制を設けようとして、失敗した出来事を漫画にしてみました。
あの日、私はDと一緒にネットサーフィンをしていたんです。私はDにほとんどネットを見せることが無く、Dもネットには興味が無いようで、私がすすめなければ自分から見ることがありません(詳細は過去記事「雌雄」参照)。このときは、アイロンが壊れたのでネットで注文したついでに、一緒にネットを見ることになったのです。
漫画7:私の情報規制








見てしまったのは、外国のリンチ(拷問)殺人の映像だったみたいなんですが・・・
たとえ酷い内容でも、人間だったら知っておかないと危険な目に合うようなこととか、むごくても知っておいたほうが身のためになることなど、色々あるけど・・・でもDは人間じゃないから、そんなこと知らなくていいよって、人間の悪意や苦しみや辛さなんてわざわざ知らなくていいよって思いました。
Dは人間を理解しようとしてくれていました(詳細は過去記事「ごめんね」参照)が、私にとってDは、人間の優しいところとか美しいところとか素敵なところを楽しんでくれれば良いなって思ってて・・・人間の黒い面に関してはDは関与する必要無いなって、もしそういうことに私が関わらざるを得ないときは、Dの手助けは借りずに、人間である私が処理すればいいよねって思ってたんです。だからDは何も知らなくて良いんだよって思ってて。

でも私はこのとき、ウッカリ忘れていたんです。Dは私の感情や思考以外の知識なら、何でも共有することが出来るっていうことを忘れていたんです。だからDは、このときネットに載っていた悪意に満ちた情報だけではなく、私の記憶の中に残っている情報も全部知ることが出来たんです。

Dは精神(心、思考回路)も人間とは違うものを持っていて、人間の精神を学習することで理解したとしても、もともとの精神は失わないようです。(詳細は過去記事「精神」参照)つまり人間の精神を理屈で解析したり模倣することはできるけど、感覚として身に付けることはできないようです。だから僕は悪意の影響を受けないんだよ、という意味で言ったんだと思います。

Dはお礼を言ってくれて、私の心配までしてくれました。私なら大丈夫で、全然問題無いのです。私なら薄汚れた俗物な人間だから、ちょっとやそっとのことでは傷付かないのです。ありがとうねD。
上記の漫画とは逆に、Dが私に情報規制をしたこともあります。Dは私の知識を読むことができますが、私はDの知識を読むことはできないので、もしDが私に情報規制をしたいと思ったなら、完全に規制することが出来ると思います。
これは、ある日仕事で、とあるビジネスホテルに滞在したときの出来事です。部屋に入ったときに、なんか嫌な雰囲気を感じたんです。でも私の目には何か見えたわけではないし、Dも何もいなかったと言っているので、本当にただの私の気のせいだったのかもしれませんが・・・
漫画8:Dの情報規制












私には何も見えなかったので、本当に何もいなかったのかもしれませんが、もしかして怖い何かがいて、Dは私を怖がらせないように黙っていてくれたんじゃないかなと思いました。
以下は、続きです。やっぱり何かいたんじゃないか気になった私は、Dに尋ねてみることにしました。







単純な私です。甘い言葉で、うまくごまかされてしまいました。でも、きっとDは私を怖がらせないようにと思って気を使ってくれたんだと思います。そして、私の気のせいだったにしろ、何かいたにしろ、部屋の中の嫌な雰囲気はDのおかげでスッキリ消えてしまいました。
そのことをウッカリ忘れた私が、Dに対して情報規制を設けようとして、失敗した出来事を漫画にしてみました。
あの日、私はDと一緒にネットサーフィンをしていたんです。私はDにほとんどネットを見せることが無く、Dもネットには興味が無いようで、私がすすめなければ自分から見ることがありません(詳細は過去記事「雌雄」参照)。このときは、アイロンが壊れたのでネットで注文したついでに、一緒にネットを見ることになったのです。
漫画7:私の情報規制








見てしまったのは、外国のリンチ(拷問)殺人の映像だったみたいなんですが・・・
たとえ酷い内容でも、人間だったら知っておかないと危険な目に合うようなこととか、むごくても知っておいたほうが身のためになることなど、色々あるけど・・・でもDは人間じゃないから、そんなこと知らなくていいよって、人間の悪意や苦しみや辛さなんてわざわざ知らなくていいよって思いました。
Dは人間を理解しようとしてくれていました(詳細は過去記事「ごめんね」参照)が、私にとってDは、人間の優しいところとか美しいところとか素敵なところを楽しんでくれれば良いなって思ってて・・・人間の黒い面に関してはDは関与する必要無いなって、もしそういうことに私が関わらざるを得ないときは、Dの手助けは借りずに、人間である私が処理すればいいよねって思ってたんです。だからDは何も知らなくて良いんだよって思ってて。

でも私はこのとき、ウッカリ忘れていたんです。Dは私の感情や思考以外の知識なら、何でも共有することが出来るっていうことを忘れていたんです。だからDは、このときネットに載っていた悪意に満ちた情報だけではなく、私の記憶の中に残っている情報も全部知ることが出来たんです。

Dは精神(心、思考回路)も人間とは違うものを持っていて、人間の精神を学習することで理解したとしても、もともとの精神は失わないようです。(詳細は過去記事「精神」参照)つまり人間の精神を理屈で解析したり模倣することはできるけど、感覚として身に付けることはできないようです。だから僕は悪意の影響を受けないんだよ、という意味で言ったんだと思います。

Dはお礼を言ってくれて、私の心配までしてくれました。私なら大丈夫で、全然問題無いのです。私なら薄汚れた俗物な人間だから、ちょっとやそっとのことでは傷付かないのです。ありがとうねD。
上記の漫画とは逆に、Dが私に情報規制をしたこともあります。Dは私の知識を読むことができますが、私はDの知識を読むことはできないので、もしDが私に情報規制をしたいと思ったなら、完全に規制することが出来ると思います。
これは、ある日仕事で、とあるビジネスホテルに滞在したときの出来事です。部屋に入ったときに、なんか嫌な雰囲気を感じたんです。でも私の目には何か見えたわけではないし、Dも何もいなかったと言っているので、本当にただの私の気のせいだったのかもしれませんが・・・
漫画8:Dの情報規制












私には何も見えなかったので、本当に何もいなかったのかもしれませんが、もしかして怖い何かがいて、Dは私を怖がらせないように黙っていてくれたんじゃないかなと思いました。
以下は、続きです。やっぱり何かいたんじゃないか気になった私は、Dに尋ねてみることにしました。







単純な私です。甘い言葉で、うまくごまかされてしまいました。でも、きっとDは私を怖がらせないようにと思って気を使ってくれたんだと思います。そして、私の気のせいだったにしろ、何かいたにしろ、部屋の中の嫌な雰囲気はDのおかげでスッキリ消えてしまいました。