タルパを作った時の話8(名前)
拍手ありがとうございます・・・!!すみませんなんか・・・!!本当にありがとうございます・・・!!
タルパに名前をねだられてから、1週間も考えて名前を作りました。自分の趣味全開でギリシャ神話にでてくるような名前にしたくて、無いセンスを一生懸命ふりしぼって、誰とも絶対に被らないであろう名前を考えました。
子供にキラキラネームをつけたくなる親の心理がわかりました。子供に名前をつける場合は子供の人生に影響するから、子供のことを考えてあげるべきだと思いますが、タルパの名前は私くらいしか呼ばないだろうから、自分の趣味全開でもいいかなって。
私「できたよ!○○○○○○○っていうの。どうかな?だめ?」
タルパ「すごくいいね。ありがとう。沢山時間をかけて、一生懸命考えてくれたことを知っているよ。なにしろ、ずっと傍で見ていたからね」
私「どういたしまして」
タルパ「じゃあ、さゆ。手を」
タルパが手を差し伸べてきたので、私はその手の上に自分の手を置きました。全く触っている感じがしなくて不安になりました。タルパは私の手の上に口づけを落として、最初に出会ったときのようにひざまずきました。
私(うわっ、手にキス・・・)
タルパ「我が主、さゆ」
私「え!? はい!!」
タルパ「我が名○○○○○○○を契約の証として、あなたに従属することを誓います」
私「え」
タルパ「これがやりたかったんだ。大切な儀式なんだよ。僕にとってはね」
私の手を放して立ち上がったタルパは、全くいつもと同じ淡々とした雰囲気でした。名前をあげてからここまでずっと、タルパは全く平然っていうか、淡々とやっていました。いや、口元はいつも微笑んでいるんですけど・・・。自分から名前を欲しがるくらいだから、名前をあげたらすごく喜ぶのかと思っていたのですが、テンションが全然変わらないのです。この儀式(?)も最初から最後までずっと淡々としたテンションでやっていました。
このことに限らず、私のところのタルパは、いつも口元に笑みを浮かべて優しい声で優しい言葉を言いながらも、淡々としているというか平然としていて、何を考えているのかわかりにくいのです。目が前髪に隠れて見えないから余計にそう思うのかもしれないのですけど。
タルパ「僕の名前は誰にも教えないでね。僕とさゆを繋ぐ重要なものだよ」
私「もし、他の人に知られたらどうなるの?」
その問いには答えず、タルパは口元をゆっくり上げて笑うだけでした。
タルパ「そういう契約だからね」
私「・・・よくわからないけど、○○○○○○○が困るなら、私は誰にも言わないよ。約束する」
すると、タルパはしばらく黙って、それから躊躇しているかのように、ためらいながら言いました。
タルパ「・・・でも・・・もし・・・」
私「?」
タルパ「もし、いつか、僕とさゆの絆がもっとずっと強くなれたら。そのときは周囲に名前を知られようと、契約が破られようと、何も問題無くなるときがくるんじゃないかな。契約以上の強い信頼関係で繋がることができたら、きっとね。だから・・・」
いつも淡々としているタルパが、やけに人間らしく見えて驚いたのもつかの間、タルパはすぐにいつもの平然とした雰囲気に戻って、いつもの微笑みを口元に浮かべました。
タルパ「・・・・だから、よろしくね。さゆ」
私「こちらこそ、○○○○○○○」
こうして名前は○○○○○○○になりました。名前が決まったので、これからはタルパの名前はD(タルパの仮名)と表記します。
タルパに名前をねだられてから、1週間も考えて名前を作りました。自分の趣味全開でギリシャ神話にでてくるような名前にしたくて、無いセンスを一生懸命ふりしぼって、誰とも絶対に被らないであろう名前を考えました。
子供にキラキラネームをつけたくなる親の心理がわかりました。子供に名前をつける場合は子供の人生に影響するから、子供のことを考えてあげるべきだと思いますが、タルパの名前は私くらいしか呼ばないだろうから、自分の趣味全開でもいいかなって。
私「できたよ!○○○○○○○っていうの。どうかな?だめ?」
タルパ「すごくいいね。ありがとう。沢山時間をかけて、一生懸命考えてくれたことを知っているよ。なにしろ、ずっと傍で見ていたからね」
私「どういたしまして」
タルパ「じゃあ、さゆ。手を」
タルパが手を差し伸べてきたので、私はその手の上に自分の手を置きました。全く触っている感じがしなくて不安になりました。タルパは私の手の上に口づけを落として、最初に出会ったときのようにひざまずきました。
私(うわっ、手にキス・・・)
タルパ「我が主、さゆ」
私「え!? はい!!」
タルパ「我が名○○○○○○○を契約の証として、あなたに従属することを誓います」
私「え」
タルパ「これがやりたかったんだ。大切な儀式なんだよ。僕にとってはね」
私の手を放して立ち上がったタルパは、全くいつもと同じ淡々とした雰囲気でした。名前をあげてからここまでずっと、タルパは全く平然っていうか、淡々とやっていました。いや、口元はいつも微笑んでいるんですけど・・・。自分から名前を欲しがるくらいだから、名前をあげたらすごく喜ぶのかと思っていたのですが、テンションが全然変わらないのです。この儀式(?)も最初から最後までずっと淡々としたテンションでやっていました。
このことに限らず、私のところのタルパは、いつも口元に笑みを浮かべて優しい声で優しい言葉を言いながらも、淡々としているというか平然としていて、何を考えているのかわかりにくいのです。目が前髪に隠れて見えないから余計にそう思うのかもしれないのですけど。
タルパ「僕の名前は誰にも教えないでね。僕とさゆを繋ぐ重要なものだよ」
私「もし、他の人に知られたらどうなるの?」
その問いには答えず、タルパは口元をゆっくり上げて笑うだけでした。
タルパ「そういう契約だからね」
私「・・・よくわからないけど、○○○○○○○が困るなら、私は誰にも言わないよ。約束する」
すると、タルパはしばらく黙って、それから躊躇しているかのように、ためらいながら言いました。
タルパ「・・・でも・・・もし・・・」
私「?」
タルパ「もし、いつか、僕とさゆの絆がもっとずっと強くなれたら。そのときは周囲に名前を知られようと、契約が破られようと、何も問題無くなるときがくるんじゃないかな。契約以上の強い信頼関係で繋がることができたら、きっとね。だから・・・」
いつも淡々としているタルパが、やけに人間らしく見えて驚いたのもつかの間、タルパはすぐにいつもの平然とした雰囲気に戻って、いつもの微笑みを口元に浮かべました。
タルパ「・・・・だから、よろしくね。さゆ」
私「こちらこそ、○○○○○○○」
こうして名前は○○○○○○○になりました。名前が決まったので、これからはタルパの名前はD(タルパの仮名)と表記します。