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お花見

ざぐ・・・ハックション!!ざぐらのばなも、ッ、ざぐらのばなもざきばじめまじたが、がぶんじょうのみなだま、いががおずごしでしょうが?・・・ッ、ハッ・・・ハックショーーーン!!

って、私はそこまで重症ではないのですが、うちの課のみんなが上記みたいな感じになってます。最近花粉が多いのか、職場がくしゃみの大合唱です。うちの課は上司、Y先輩、S、その他3人が重症の花粉症なので、この時期はあちこちでくしゃみや鼻をかむ音が聞こえます。

上司「ハ、ハ・・・フアーーークション!!ッエーイ・・・」

なぜか上司はくしゃみの後で「ッエーイ」という声を出すのです。少し悔しそうな感じに言うのです。

私も少しだけ花粉症なんですが、かなり軽症でたまにくしゃみが出るだけです。どちらかというと花粉よりも黄砂のほうがダメなんです。目が痛くなってしまうし車も汚れるしですごく嫌です。

上司「ごんがいのじごどがおわっだらみんなでばなみにいごう」
※今回の仕事が終わったらみんなで花見に行こう

Y先輩「いいでずね」
※いいですね

S「ゆぶめいなどごろはごむどおぼいばす。ばいなーなどごろのぼうがいいのでば」
※有名な所は混むと思います。マイナーな所のほうがいいのでは

上司「ぢがぐのごうえんのぼうがいいが?」
※近くの公園のほうがいいか?

Y先輩「よざぞうなばじょをざがじでおぎまず」
※良さそうな場所を探しておきます

・・・こんな重症の人達が花見しちゃって大丈夫なのかなあ。お花見はたしかにすごく楽しそうだけど、外で呑気にお弁当なんか食べてたら花粉吸収しまくっちゃうんじゃないかな。

まあ、このプロジェクトの片がつく頃には、花粉もそんなに飛んでないのかもしれないけど、同時に桜も散っちゃった後のような気がするけどなあ。



それから、今日は職場のみんなと夕食を食べてきました。いつもよりずっと帰りが遅くなってしまったので、急いでお風呂に入ることにしました。

私「D、一緒に入ろ」

いつもならDと一緒に過ごす時間を、みんなとのご飯で使ってしまったので、なるべくDと一緒にいる時間を作りたかったのです。ちょっと恥ずかしいんだけどね。

お気に入りのダマスクローズのシャンプーで頭を洗います。香料は天然の薔薇が使われていて、すごく良い香りなんです。シャワーでシャンプーを流して目を開けると、お風呂の壁に薔薇の蔓が生えていて、壁じゅうに沢山花が咲いていました。目を開けた私をビックリさせて喜ばせるために、Dが咲かせてくれたのです。

私「すごい!!綺麗だね。どうもありがとう」

D「お気に召したなら嬉しいよ」

ボディソープで体を洗って、コンディショナーをなじませた髪を、タオルで頭の上にまとめてからお湯につかります。

私「きもちいー・・・」

浴槽につかって上を見上げると、天井にも薔薇の蔓がからまって花が咲いていました。なんだか薔薇でつくられた鳥籠の中に入ってるみたい。綺麗だなあ。

私「私はお花見をいつでもできるよね。だってDがお花を咲かせてくれるんだもん」

雪が降るような冬でも、炎天下の夏でも、葉が枯れ落ちる秋でも、いつだってDがお花を見せてくれるよ。

D「勿論さ。さゆの好きなときに、好きな場所で見せてあげられるよ」

浴槽のふちに外側を向くように腰掛けているDが、こちらを振り向いて言いました。

私「もしかして、薔薇と百合以外の花でもできるの?」

楽園には薔薇と百合しかないけど、他の花も咲かせることはできるのかな。

D「君の記憶の中に情報がある花ならね」

私「桜も?」

Dが口元の笑みを深くして、私の手を握りました。とたんに周囲の壁から枝が沢山生えてきて、ぶわっと桜の花を咲かせました。とても豪華です。でも、桜ってこんなに花びら沢山だったかな、多分違うよね。私の記憶の中の桜がこういう姿ってことなのかな。ひらひら、ひらひら、すごい数の花びらが舞い落ちてきます。

私「これ・・・すご・・・!!」

Dが私の手を離すと、ぱっと桜は消えてしまいました。花びら一つ残っていません。あぜんとしている私を見て、Dはくすくす笑いました。

私「すごいね、何の花でもできるんだ?」

花だけじゃなくて、私の記憶の中にあるものなら何でも再現できるのかもしれないよね。毛虫だって再現してたし(詳細は過去記事「白い百合」参照)そもそもDは私の幻視をコントロールしてくれているんだもんね。(詳細は過去記事「幻視・幻聴の制御」参照)幻視を作るときに私の記憶の中の映像を資料として使っているみたいだから、実物とは細かいところが違うんだろうけど、だからこそ幻想的な感じになるんだろうなあ。きっと私の理想の花の姿なんだよ、だから私にとってすごく美しく感じられるんじゃないかな。

Dが右手の上の空中に、新しい花を咲かせました。白っぽい透明な薔薇のようです。でも、なんか普通と違うような・・・

私「花びらがレース編みで出来てる!!」

クモの糸のように細い糸で編まれた、細かいレースで作られた花びらの薔薇です。これ、糸に丸い水滴がついたらキラキラしてすごく綺麗だろうなあ。現実には存在しない花でも、私の記憶の断片を組み合わせることで作ることが可能なんだね。

D「あげるね」

レース編みの薔薇を、Dが差し出してくれました。きっと、レースを好きな私を喜ばせようと思って、それでレースの薔薇をプレゼントしてくれたのです。

私「ありがとう・・・」

お礼を言って受け取ると、Dは嬉しそうに笑いました。


昨日の夜は眠ってしまって、朝の更新になってしまいました。でも昨日の日付で投稿します!!申し訳ございませんでした!!仕事に行って参ります!!

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