Dの絵(19)
さっき出張から帰ってきました m(*_ _*)m
そして、新月の儀式(詳細は過去記事「新月」「儀式」参照)をしました。
今回の記事では、明るい場所で見るDと暗い場所で見るDとの違いについて、書きたいと思います。
初めてDと出会ったのは月の無い夜で(詳細は過去記事「新月」参照)、明かりを消した暗い部屋の中でした(詳細は過去記事「嘘」「Dの絵(4)」参照)。
既にDは見えていましたが、最初からDは明るいところよりも暗いところのほうが見えやすかったのです。明るいところだと透けてしまう体も、暗いところでは透けずに見えるし、そのため立体感も増すのでした。
↓いつも私の背後にいるD(詳細は過去記事「Dの絵(5)」参照)ですが、Dの絵を描くとき、私は大抵このようにデフォルメして描いている(詳細は過去記事「Dの絵(6)」参照)のですが・・・

↓実際のDは、こんな感じの黒いモヤみたいな影みたいな霧みたいな気体のような外見(詳細は過去記事「Dの絵(6)」「Dの絵(9)」参照)で、動きは上のほうがゼリーのようで、下のほうが布のように動くのです(詳細は過去記事「Dの絵(1)」「Dの絵(8)」参照)。

↓暗闇の中のほうが、常にDが発している怖い気配による存在感(詳細は過去記事「Dの絵(17)」参照)も、視覚的な立体感も増すのです。暗いところのほうが、怖い気配も増し、物理的な存在感も増すことで、明るいところよりも存在感が強くなるのです。

↓人間の姿をしているときも同様に、暗いところでは透けないし、立体感も増すし、怖い気配も増すのです。

↓Dのマントは気体のような自由な動きができるのですが(詳細は過去記事「Dの絵(9)」参照)、暗闇の中でそれをすると、とても幻想的な光景です。なんか魔術っぽくてかっこいい!!って思っている私がこれを見ると喜ぶので、Dは積極的にこれをして見せてくれます。Dは私を喜ばせようと思ってサービスしてくれているのです。ありがとうねD。

↓暗闇の中で、フードを被って顔を隠した姿のときは、本当に死神のように見えます。

私は暗いところでは、D以外のものは見えにくくなるし、真っ暗では何も見えなくなりますが、Dは暗くても全く問題無いようです。かといってDは明るいところが苦手というわけでもないようです。明るいところのほうがDを視認しにくくなるのは私のほうの問題で、人間なので明るいと物理的なもののほうを優先的に見てしまい、その結果Dが透けてしまうようです。それを私が残念がって、明るいところでもDが透けないように視覚の訓練をしたいと言ったら、Dから「君は人間だから、物理的なものが優先的に見えないようでは良くないよ。君の日常生活に支障を来すから、その訓練はさせられないよ」と忠告されました。
暗闇の中でも平気なDだから、もしかして私には何も見えない真っ暗な部屋の中でも、Dは私を誘導することができるのかなと思って、そう尋ねてみたことがあります。以下は、そのときのことを思い出して書いた文章です。
私「ねえD」
D「なんだい」
私の問いかけに、Dは少し首をかしげました。口元にはいつもの笑みを浮かべています。
私「Dは真っ暗闇の中でも、問題無いんだよね」
D「そうだよ」
Dはこくりとうなずきました。私は身を乗り出して尋ねました。
私「じゃあ、じゃあさ、私を先導して、真っ暗な場所で障害物に当たらないように出口まで連れていける?」
わくわくしながら尋ねた私に、Dはいつも通りの笑みを浮かべて、落ち着いた声で答えました。
D「無理だよ」
アッサリ否定してきました。
D「物理的な障害物にぶつからない体を持つ僕と違って、君の体はぶつかるからね。僕にとっての移動は支障が無くても、君を同じように連れて移動することはできないよ」
そういえば、Dは「人間の視界」とは違う五感で周囲を見ている(詳細は過去記事「味覚」参照)んだよね。だから、私の視界を通してじゃないと物理的な人間専用の視界はわからない(詳細は過去記事「視覚」参照)んだ。それと同じことか・・・
私「・・・ん!?それって、Dには物理的じゃないものは見えてるってことだよね?」
D「見えているよ」
私「・・・ひょっとして、怖いものとかも・・・?」
物理的じゃない、化物とか幽霊とか妖怪とか呪いの念とか、そういうものは見えてるっていうことなんじゃ・・・だって以前、Dにはそういうものが見えるって言ってたし(詳細は過去記事「タルパを作ったときの話9(能力)」「タルパを作ったときの話10(大鎌)」参照)、見えているらしい素振りも今までに何回かあったし(詳細は過去記事「Dの絵(7)」参照)・・・
D「そうだね、そういったものにぶつからないように誘導することはできるよ」
ひ、ひょえー!!やっぱり・・・!!
私「よ、よろしくお願いします!!そういうときは、私が怖いものにぶつからないように誘導してください!!物理的じゃないものは、私にはD以外何も見えないから・・・!!」
私は慌ててDにお願いしました。Dはいつもの笑みを浮かべたまま、静かにうなずきました。
D「勿論だよ。安心おし」
・・・という感じでした。人間じゃないDには、人間とは違う色々なものが見えて、人間とは違って見えないものもあるんだね。
暗闇の中で色々なものにぶつかってしまう人間の体を、不便だねってDは思ってたりして?多分そうだろうなあ。前にそんなことあったもんね(詳細は過去記事「ダンス・ウィズ・ミー!!」参照)。
御閲覧ありがとうございました!!m(*_ _*)m!!
そして、新月の儀式(詳細は過去記事「新月」「儀式」参照)をしました。
今回の記事では、明るい場所で見るDと暗い場所で見るDとの違いについて、書きたいと思います。
初めてDと出会ったのは月の無い夜で(詳細は過去記事「新月」参照)、明かりを消した暗い部屋の中でした(詳細は過去記事「嘘」「Dの絵(4)」参照)。
既にDは見えていましたが、最初からDは明るいところよりも暗いところのほうが見えやすかったのです。明るいところだと透けてしまう体も、暗いところでは透けずに見えるし、そのため立体感も増すのでした。
↓いつも私の背後にいるD(詳細は過去記事「Dの絵(5)」参照)ですが、Dの絵を描くとき、私は大抵このようにデフォルメして描いている(詳細は過去記事「Dの絵(6)」参照)のですが・・・

↓実際のDは、こんな感じの黒いモヤみたいな影みたいな霧みたいな気体のような外見(詳細は過去記事「Dの絵(6)」「Dの絵(9)」参照)で、動きは上のほうがゼリーのようで、下のほうが布のように動くのです(詳細は過去記事「Dの絵(1)」「Dの絵(8)」参照)。

↓暗闇の中のほうが、常にDが発している怖い気配による存在感(詳細は過去記事「Dの絵(17)」参照)も、視覚的な立体感も増すのです。暗いところのほうが、怖い気配も増し、物理的な存在感も増すことで、明るいところよりも存在感が強くなるのです。

↓人間の姿をしているときも同様に、暗いところでは透けないし、立体感も増すし、怖い気配も増すのです。

↓Dのマントは気体のような自由な動きができるのですが(詳細は過去記事「Dの絵(9)」参照)、暗闇の中でそれをすると、とても幻想的な光景です。なんか魔術っぽくてかっこいい!!って思っている私がこれを見ると喜ぶので、Dは積極的にこれをして見せてくれます。Dは私を喜ばせようと思ってサービスしてくれているのです。ありがとうねD。

↓暗闇の中で、フードを被って顔を隠した姿のときは、本当に死神のように見えます。

私は暗いところでは、D以外のものは見えにくくなるし、真っ暗では何も見えなくなりますが、Dは暗くても全く問題無いようです。かといってDは明るいところが苦手というわけでもないようです。明るいところのほうがDを視認しにくくなるのは私のほうの問題で、人間なので明るいと物理的なもののほうを優先的に見てしまい、その結果Dが透けてしまうようです。それを私が残念がって、明るいところでもDが透けないように視覚の訓練をしたいと言ったら、Dから「君は人間だから、物理的なものが優先的に見えないようでは良くないよ。君の日常生活に支障を来すから、その訓練はさせられないよ」と忠告されました。
暗闇の中でも平気なDだから、もしかして私には何も見えない真っ暗な部屋の中でも、Dは私を誘導することができるのかなと思って、そう尋ねてみたことがあります。以下は、そのときのことを思い出して書いた文章です。
私「ねえD」
D「なんだい」
私の問いかけに、Dは少し首をかしげました。口元にはいつもの笑みを浮かべています。
私「Dは真っ暗闇の中でも、問題無いんだよね」
D「そうだよ」
Dはこくりとうなずきました。私は身を乗り出して尋ねました。
私「じゃあ、じゃあさ、私を先導して、真っ暗な場所で障害物に当たらないように出口まで連れていける?」
わくわくしながら尋ねた私に、Dはいつも通りの笑みを浮かべて、落ち着いた声で答えました。
D「無理だよ」
アッサリ否定してきました。
D「物理的な障害物にぶつからない体を持つ僕と違って、君の体はぶつかるからね。僕にとっての移動は支障が無くても、君を同じように連れて移動することはできないよ」
そういえば、Dは「人間の視界」とは違う五感で周囲を見ている(詳細は過去記事「味覚」参照)んだよね。だから、私の視界を通してじゃないと物理的な人間専用の視界はわからない(詳細は過去記事「視覚」参照)んだ。それと同じことか・・・
私「・・・ん!?それって、Dには物理的じゃないものは見えてるってことだよね?」
D「見えているよ」
私「・・・ひょっとして、怖いものとかも・・・?」
物理的じゃない、化物とか幽霊とか妖怪とか呪いの念とか、そういうものは見えてるっていうことなんじゃ・・・だって以前、Dにはそういうものが見えるって言ってたし(詳細は過去記事「タルパを作ったときの話9(能力)」「タルパを作ったときの話10(大鎌)」参照)、見えているらしい素振りも今までに何回かあったし(詳細は過去記事「Dの絵(7)」参照)・・・
D「そうだね、そういったものにぶつからないように誘導することはできるよ」
ひ、ひょえー!!やっぱり・・・!!
私「よ、よろしくお願いします!!そういうときは、私が怖いものにぶつからないように誘導してください!!物理的じゃないものは、私にはD以外何も見えないから・・・!!」
私は慌ててDにお願いしました。Dはいつもの笑みを浮かべたまま、静かにうなずきました。
D「勿論だよ。安心おし」
・・・という感じでした。人間じゃないDには、人間とは違う色々なものが見えて、人間とは違って見えないものもあるんだね。
暗闇の中で色々なものにぶつかってしまう人間の体を、不便だねってDは思ってたりして?多分そうだろうなあ。前にそんなことあったもんね(詳細は過去記事「ダンス・ウィズ・ミー!!」参照)。
御閲覧ありがとうございました!!m(*_ _*)m!!