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お伽噺「ヘンゼルとグレーテル」編

今回の記事の内容は、お母さんに関するお伽噺「ヘンゼルとグレーテル」です。
このお伽噺は、過去記事「お伽噺『皇帝の新しい服』編」より先に話してもらったもので、12月9日の過去記事「Dの絵(65)」にも少し記録が残っていますが、12月1日に話してもらいました。
12月に入って、お母さんの亡くなった月だなと思って、命日にお線香をあげにいくかどうかをDと話しているときにDが話してくれたお伽噺です。
ただ、Dが話してくれている途中で、実際の私が「話の中に登場するお母さん」に話しかけたという、今までのお伽噺とは違う出来事がありました。

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「ヘンゼル と グレーテル」

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「登場人物」

魔女・・・母
グレーテル・・・さゆ
ヘンゼル・・・D

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ゲスト出演

皇帝・・・父

(父に関しては過去記事「お伽噺『皇帝の新しい服』編」に詳細がございます。m(*_ _*)m)

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「おかし の いえ」

あるところに、少女のような心を持った女性がいました。
幼子のように感情豊かで、子供のように怖がりでもありました。

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彼女は、犬のぬいぐるみと、人形を持っていました。
ぬいぐるみには「マックス」、人形には「グレーテル」と名前を付けて、そう呼んでいました。
それらは、えさをあげたり絵本を読んであげたりして、一緒に遊ぶ相手です。そうやって、毎日おままごとをして楽しく暮らしていました。

(マックスについては過去記事「只今帰りました・・・m( _ _;)m!!」に詳細がございます。m(*_ _*)m)

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ところが、彼女の国を治める皇帝は暴れもので、日々彼女を苦しめていくのでした。
耐えられなくなった彼女は、皇帝から逃げるために、遠い世界へ行くことにしました。
犬のぬいぐるみも、人形も、全部置いて、1人で逃げることにしました。

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捨てられた人形は道に転がり、皇帝や家来たちに踏まれ、泥だらけになりました。

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しかし、そんな薄汚れた人形を拾う者がいました。精霊です。

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精霊が拾うと、人形はたちまち人間になりました。二人は一緒に旅をすることにしました。

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旅の途中で、おいしそうな匂いが呪いのようにグレーテルをひきつけ、呼び寄せました。お菓子の家です。

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話の腰を折ってごめんね、D。

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このお菓子の家には「イシュタム」という名の魔女が住んでいました。

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魔女は二人の前に姿を現し、グレーテルを誘惑しました。

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しかし、グレーテルには自分の楽園があり、そこに青い薔薇の木がありました。

(青い薔薇の木については、記事カテゴリ「青い薔薇」に詳細がございます。m(*_ _*)m)

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グレーテルは、自分が人形だったときの気持ちを思い出しました。
人形だったころのグレーテルは、イシュタムが泣くたびに、良いお人形としてふるまってきたのです。
きっと今もイシュタムの言う通りにしてあげれば、イシュタムは笑ってくれるでしょう。

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Dが教えてくれたの。

 目と耳に従属すること無かれ
 強き心は侵略を受けず、賢き唇は静謐を紡ぐ

お母さん、自分の精神さえしっかり保てていれば、何者にも侵されることが無いのよ
自分の感情は自分だけのもの、自分の信念は自分だけのもの、自分の精神は自分だけのもの、誰かに管理される必要なんて無いの
お父さんは私を殴ったけれど、私に怪我をさせることはできても、私の精神まで壊すことはできない
私を靴で蹴ったけれど、私を泥で汚すことはできても、私の精神にまで泥を塗ることはできない
だから、私の精神を汚す者がいるなら、それは自分自身なんだわ

私の精神は私だけのものよ
お父さんがいくら怒鳴ろうと、お母さんがいくら泣こうと、私の精神は支配されない
私が私の精神の国の支配者である限り、誰も私の精神を傷付けることはできないの
お父さんにも、お母さんにも、誰にも・・・

そして、お母さんの精神も、お母さんだけのものよ

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イシュタムは笑って、そして消えました。

グレーテルは、精霊と一緒に自分の楽園で幸せに暮らしました。

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いつか彼女が永遠の眠りについた後も、楽園で幸せに暮らし続けることでしょう。

おわり。


ちなみに、お菓子の家はイシュタムと共に消えたため、グレーテルが住むための家は、精霊が大きな城を作ってあげました。(城については過去記事「王国」に詳細がございます。m(*_ _*)m)

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・・・というお伽噺だったんですが、Dのお伽噺の途中で私が母に言えた(実際には母がいたわけではないので、母に対して言ったわけではなく、お伽噺をしてくれたDに対して言ったのですが)言葉は、自分にとって進歩だったと思います。

それまでお母さんが自殺したことには否定的な考え方をしていて、お母さんに対してかわいそうだなと思いつつも、どうして離婚してお父さんの元に私を置いていってしまった上に自殺してしまったんだという、悲しさや苛立ちもあったのです。

でも今では、母は母の楽園(世界というか、世界観というか)で幸せに暮らせばいいのだ、私は私の楽園で幸せに過ごすから・・・という風に、ある意味達観できたというか、楽になりました。親であっても1人の人間だから、親が自殺したという風に考えるんじゃなくて、ただ一人の人間が自分の生きかたをしただけなんだ、という風に考えると随分楽になりました。

私は過去記事「父」で、父が私のことを自分の子だからと所有物みたいに扱うことに対して「自分の子扱い(物扱い)」しないでほしい、「人間扱い」してほしい、という苦言を呈していましたが、私も母のことを「自分の親扱い」していて、だから苦しかったんだろうなと思いました。

私は父に対して、普通の人間扱いしています。父親としての役を期待していません。父も、周囲のかたがたと同じ1人の人間だと思って接しています。
過去記事「お伽噺『皇帝の新しい服』編」では、父に対して「変わってほしい」とか「私の気持ちをわかってほしい」とか、そういうことを私は何も期待していないと書いていますが、それがそうです。

私は他者に対して「変わってほしい」とか「私の気持ちをわかってほしい」という期待がありません。他者は他者の世界観(過去記事では、国(王国)とかの言葉で表現してきました)によって動いていて、それは私が否定したり邪魔していいものではないと思っているからです。
もちろんビジネスでは、自分の働きに見合う報酬を他者に期待しますが、それはビジネスライクな場のみの話で合って、プライベートでは期待していません。他者の世界(世界観とか価値観とか)を侵略することは父と同じ暴挙だと思うからです。もし私に対して親切にしてくれたり、私の気持ちに沿うようなことをしてくれる人がいるなら、それはその人がすごく親切なのであって、私のほうから他者に期待したり要求したりすることではないのです。

・・・でも、母に対してだけは、「変わってほしい」とか「私の気持ちをわかってほしい」とか期待していたんだと思います。どうして母に対してそう思うのかというと、「お母さん」という役目を期待していたからだと思います。母は母の世界では少女だったのに、その母を私の世界観に当てはめて「私の期待する母」という役を振る舞うように、母に対する期待や要求があったんだと思います。

だから、母も私も辛かったんだろうなと思います・・・

母は私の期待するような母になる義務など無いし、私も母の期待するような人形になる義務など無かったのです。

このことがわかったことは、年明けの父との対談(詳細は過去記事「お伽噺『皇帝の新しい服』編」参照)で役に立つだろうと思っています。頑張って父と話してこようと思います。m(*_ _*)m


途中で出てきた「目と耳に従属すること無かれ、強き心は侵略を受けず、賢き唇は静謐を紡ぐ」というのは、Dに教えてもらったことを、私がお祈りの定型文みたいな感じにしたものです。(*´▽`*) ♡
これは「目や耳から入ってくる外界の事柄にそのまま流されないように気を付けなさい。物理的な面で侵略を受けようとも自分の世界(精神)をしっかり保っていれば自分の精神までも侵略されることは無いので安心しなさい。目や耳から受動的に入ってくる情報は一体何が入ってくるのか自分の力で選ぶことはできないが、自分の口から能動的に発する言葉は自分の力で選ぶことができるので、賢い言葉を静謐な口調で述べなさい」という意味です。
私がよく唱えているお祈りの言葉です。文語調にしたのは、そのほうが雰囲気が出るような気がしたからです。(*´▽`;)ゞ エヘヘ☆ 私ってば恥ずかしい奴だなあ・・・!!!!!

でも、こういうお祈りの言葉をもっといっぱい作っていきたいなあ、とか思ってます(*´ 艸`*)☆
過去記事「Dの絵(43)」にも書いたんですが、儀式用の聖歌(Dは全然聖なるものって感じがしないので「聖」歌ではないですが)とかも作ってみたいなあ・・・とか☆(((((*≧ω≦*)))))
もし作ってしまったらブログにアップします・・・そのときは、痛い奴だなあって笑ってやってくださいませ!!(´▽`;A(汗)!!

御閲覧ありがとうございました!!m(*_ _*)m!!

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