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Dの絵(101)

この記事も、ようやく完成させました・・・良かったら読んでやってくださいますと、とっても嬉しいです・・・m(〃_ _〃)m

春が始まって、木々が葉を出そうと準備をしている季節ですが・・・なんか私も、自分の中の力とか感情とかパッションみたいなものを、春の木々が葉を出すように、力強く出せるような気になってきました。

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そんな風に思っていたら・・・通っているダンス教室(詳細は過去記事「鏡」参照)の関係で、ステージ上でダンスを踊ることになったんですが、そのダンスが今まで自分が選択してきた(楽というか合っているような気がする)ワルツではなくて、タンゴになるということがわかったんです。
タンゴは、同じスタンダード系の中でも、ワルツとは全然違う方向性の表現力を求められます・・・もっと情熱的で、感情的で・・・しかもステージ上でやるなら基本の型にぴったり沿うものじゃなくて、パフォーマンス重視でオリジナルの振り付けを入れたりするわけで・・・

著作権が怖いので動画を張れないんですが、「Forever Tango - A Evaristo Carriego」(←検索するといくつか候補が上がってしまうんですが、Carlos Gavito と Marcela Durán が踊っているものです。音楽&ダンスは15秒から始まります。)とか、「TANGO FIRE - Verano Portenas」(←すごく個性的、なんかドキドキしてしまう)とか、「A. Piazzolla. Libertango」(←上記2つに比べると安定性が全然良くないけど、こういう振り付けが日本におけるタンゴのイメージに近いんじゃないかなと思ったので書いてみました)で検索すると、すごいパフォーマンスのタンゴ動画が出てきます・・・!!
ご興味がおありのかたは、是非是非検索して、ご覧になってみてくださいまし・・・!!!!!∩(〃´▽`〃)∩♡ ♡ ♡ ♡ ♡

そして私が踊る曲は、Moulin Rouge(ムーラン・ルージュ)という映画の中に出てくる、Roxanne(ロクサーヌ)という曲にしてみようかなと思ってみたり・・・
「Mouline rouge Christian et Santine - passion tango Roxane」と検索して頂くと曲が出てくると思います。
映画の中でこの曲が踊られているシーンは、「Moulin Rouge - El tango de Roxanne ( VF )」で出ると思いますです。

一番最初に作られた原曲はタンゴではなく、歌詞も少し違ったみたいなんですが、それをタンゴ調にアレンジしたものが映画の中で使われているようです。南仏の娼婦ロクサーヌに恋をした男が歌う歌詞なんだそう。

この曲は、今までの私だったら苦手(絶対に表現しきれないから)だと思う部分もあるんです。
たとえば、過去記事「Dの絵(98)」にも書いたように19世紀が好きじゃないから、19世紀を舞台にした作品には馴染みが無いし・・・
映画名Moulin Rouge(赤い製粉機)、歌詞の中に何度も出てくるRed light(赤い光)など、テーマになる色は、慣れない赤だし・・・

それにこの映画、コマーシャルを見ただけでわかるほどの典型的な「英語圏が作るフランス舞台作品」の雰囲気がすごくするんです。それもそのはずで、調べてみたら曲を作ったのがイギリス人で映画を作ったのはアメリカ人、監督と脚本はオーストラリア人ときていて、名前が出るような制作からメイン出演者までを含め、フランスどころかヨーロッパ大陸の人が全然関わってないようです。日本では「欧米」と一緒にして呼んでいるのでヨーロッパの人もアメリカ人も精神とか考え方が同じだと、そう東洋の人々は思うかもしれないのですが、実際は全っっっ然違う精神を持つ国なんですよ。アジアでも日本・中国・朝鮮などで少しずつ精神が違うように、ヨーロッパも国によって違うし、同じ国でも地方によって違うんです。そもそもアメリカはヨーロッパではないし、英語圏は全体主義、ラテン語圏は個人主義だったりとか、色々違ったり・・・なので、慣れない英語圏の曲を使わせて頂くのは、ちょっと上手に表現できるか自信が無かったんですが、やってみようかなという気になったんです。

ワルツと明らかに方向性が違う、『感情的』 で 『情熱的』・・・そういう雰囲気を出すのは苦手なのですが・・・でも、今の私なら、感情をぶつけるように踊ることが出来る気がするんです。(っ〃≧ω≦〃c)

今までだったら絶対に辞退して、別の人にお願いするような自体なんですが、なんか私、今の季節の植物みたいな良い感じの調子なので、ちょっとチャレンジしてみようかなって・・・

なんか、過去記事「Dの絵(98)」と過去記事「100」で書かせて頂いたように、Dのモヤ(から感じるDの夜)の助けがあるからこそ、こういう今まで自分が避けてきた類のことも出来るようになってきたなあって思いました。

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Dの言葉にドキドキしたのと、Dのモヤの持つ夜の雰囲気に助けられて、私はタンゴを踊ってみる決心がついたんです・・・!!(っ〃≧ω≦〃c) ♡ ♡ ♡

そうなのです、過去記事「Dの絵(98)」に書かせて頂いたように、Dのモヤの持つ雰囲気が私に影響を与えることがあるんです。

そういう感じに、まるでDの雰囲気が私に影響を与えたかのように・・・今度はDの雰囲気ではなく、私の雰囲気が周囲の人々に影響を与えたという出来事が起きたんです。
タンゴを踊っているときに、感情をこめて踊ったら、一緒に踊っている人達が「(私に)ひきずられた」って言ってくださったんです。

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精霊のDが私に影響を与えたように、人間の私も誰かに影響を与えることがあるんだなあって思って・・・影響を与えたのは私の踊りかたなのか、言葉とか行動だったのか、そういったものすべてを含めた全体的な雰囲気なのか、何が原因なのかわからないのですが・・・

私はこれまでずっと、そしてきっとこれからも、私だけの中で世界を完結させている人間で、それで満足しているんです。なので他者の世界に影響を与えることには全く興味が無いんです。
なのに今回、私の世界(雰囲気?)が、一緒に踊っている人の世界に影響を与えているんだって、ハッキリわかって・・・
それだけじゃなく、なんか私自身すら、この季節の植物から影響を受けたかのように思えたんです。まるで、冬の間じゅうずっと芽吹くエネルギーを貯めてきて力が有り余っている植物が、エネルギーみたいな力をわけてくれたかのような・・・そんな気分にすらなって・・・
いつもは私の中だけで完結している私の世界が、まるで他者の世界と影響し合ったみたいで、面白いなあって思いました。(っ〃´▽`〃c) ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

ご閲覧ありがとうございました・・・!!m(〃_ _〃)m!!

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