頂き物
K「さゆ、上司さんがお前に渡せって」
私「ん?」
受け取ってみると、なかなか立派な包装の箱です。しかも、大きい箱と小さい箱の二つも。
私「これ、何?」
K「○○さん(お客様)からの頂きものだって。キッチン用品らしいから、お前にやれって上司さんが」
私「ホント!?やったあ!!」
また職場から頂き物をゲットしてしまいました。ありがとうございます!!ありがとうございます!!
中身はなんだろ?キッチン用品?厚みが無いから、ケトルとかお鍋じゃなさそうだね。大きさの割に重くないから、プラスチックの軽いお皿かも?
K「ちょっと開けてみろよ」
私「うん。なんか、すごい可愛い包装だよね!!」
お花の模様の包装紙に、リボンまで結ばれています。
私「・・・ははーん、さては、可愛い感じのスプーンとフォークのセットかな?」
まずは小さいほうの箱のリボンをほどいて、包装紙を開けてみます。わくわく!!
私「あっ」
・・・ん?・・・・・・ええ!?
私「・・・ほ・・・包丁・・・!?!?」
中身は、2本入りの包丁でした。
K「マジ?」
私「うん」
K「もう一つの箱も開けてみろよ」
今度は、大きいほうの箱のリボンをほどいて、包装紙を開けてみます。こっちは何だろう?
私「・・・・・・」
K「おい」
私「ほ、包丁・・・」
K「そっちも!?」
今度は、4本入りの包丁のセットでした。
K「マジで!?!?」
私「一応、メーカーが違うみたい・・・」
K「そういう問題か!?!?」
そういう問題じゃないよね!!どういうつもりですか○○さん!!うちの課に合計6本の包丁をくださって!!これどういうことなの!?
私「・・・・・・」
K「・・・・・・」
私「こ、これ、本当に感謝の意味を込めたプレゼントだよね?」
K「だ、だろーけど・・・」
で、ですよね!?!?!?○○さん!!!!!!
私「・・・というわけで、包丁を6本も頂いてしまったんです。もし御入用でしたらどうぞ」
さっき箱を開けるときにいなかったY先輩とSに向かって、もらった2つの箱を見せながら話してみました。Kは包丁なんていらないって言ってたけど、二人は欲しがるかもしれないし。
S「あはは!!包丁とか、レモン先輩に似合いますね。お似合いですよ」
私「ちょっと!!どういう意味!?」
包丁が似合うって、Sの中の私のイメージは鬼婆なの!?っていうか、まだ私のことレモンって呼んでるの、お前だけだかんね!!そろそろレモンぶつけるよ!!
私「それに、包丁なら上司さんのほうが似合うし。趣味サバイバルだから」
S「アウトドアですよ」
あ、そうだった。素で間違えた。
私「・・・上司さんのほうが似合うし。趣味アウトドアだから」
言い直してみました。なんで間違えちゃったんだろ?昨日、タイタニックの世界をサバイバルで生き残るには、みたいな記事をブログに書いたからかな。
S「ちょうど良いじゃないですか、これなんか使いやすそうですし、きっとレモンを切るときに役立ちますよ」
Sが包丁のうちの一つを持ち上げました。よく見れば、なかなか立派そうな包丁です。良いメーカーのものっぽいよね。包丁の良し悪しとか、私よくわからないけど。
Y「違いますよ。レモンを切るならこちらです。それは肉用の包丁です」
S「あ、はい」
私「そうなんですか。知りませんでした」
よく見れば、包丁にはspick messerとかgemuse messerなどの文字が書いてあります。きっとこれが用途なのでしょう。ドイツ語(多分)だから、調べないと意味が全然わからないけど!!
上司「ただいまー」
私「お疲れ様です!!」
上司「さゆ、あれ受け取った?」
私「○○様からの頂きものですね、頂戴致しました」
上司「中身なんだった?」
私「包丁でした」
上司「へえ、他には?」
私「全部包丁でした」
上司「・・・二箱とも!?」
私「はい。合計6本の包丁でした」
上司「!?!?!?」
・・・こうして、いきなり私の包丁が、合計9本に増えたわけですが・・・
私「・・・・・・」
D「良かったね」
Dはいつも通りの笑みを浮かべて、私にそう言いました。きっとDは純粋に、私の資産が増えて良かったと思っているのでしょう。
私「・・・これを機会に、料理を頑張り始めてみようか」
D「さゆが新しい知識を身につけたり、新しい技術を身につけるのは良いことだね」
手始めに、今日の夕食には鍋を作ってみました。って、そこで鍋か!!料理頑張るんじゃないのか!!めっちゃ手抜きだな!!
私「ん?」
受け取ってみると、なかなか立派な包装の箱です。しかも、大きい箱と小さい箱の二つも。
私「これ、何?」
K「○○さん(お客様)からの頂きものだって。キッチン用品らしいから、お前にやれって上司さんが」
私「ホント!?やったあ!!」
また職場から頂き物をゲットしてしまいました。ありがとうございます!!ありがとうございます!!
中身はなんだろ?キッチン用品?厚みが無いから、ケトルとかお鍋じゃなさそうだね。大きさの割に重くないから、プラスチックの軽いお皿かも?
K「ちょっと開けてみろよ」
私「うん。なんか、すごい可愛い包装だよね!!」
お花の模様の包装紙に、リボンまで結ばれています。
私「・・・ははーん、さては、可愛い感じのスプーンとフォークのセットかな?」
まずは小さいほうの箱のリボンをほどいて、包装紙を開けてみます。わくわく!!
私「あっ」
・・・ん?・・・・・・ええ!?
私「・・・ほ・・・包丁・・・!?!?」
中身は、2本入りの包丁でした。
K「マジ?」
私「うん」
K「もう一つの箱も開けてみろよ」
今度は、大きいほうの箱のリボンをほどいて、包装紙を開けてみます。こっちは何だろう?
私「・・・・・・」
K「おい」
私「ほ、包丁・・・」
K「そっちも!?」
今度は、4本入りの包丁のセットでした。
K「マジで!?!?」
私「一応、メーカーが違うみたい・・・」
K「そういう問題か!?!?」
そういう問題じゃないよね!!どういうつもりですか○○さん!!うちの課に合計6本の包丁をくださって!!これどういうことなの!?
私「・・・・・・」
K「・・・・・・」
私「こ、これ、本当に感謝の意味を込めたプレゼントだよね?」
K「だ、だろーけど・・・」
で、ですよね!?!?!?○○さん!!!!!!
私「・・・というわけで、包丁を6本も頂いてしまったんです。もし御入用でしたらどうぞ」
さっき箱を開けるときにいなかったY先輩とSに向かって、もらった2つの箱を見せながら話してみました。Kは包丁なんていらないって言ってたけど、二人は欲しがるかもしれないし。
S「あはは!!包丁とか、レモン先輩に似合いますね。お似合いですよ」
私「ちょっと!!どういう意味!?」
包丁が似合うって、Sの中の私のイメージは鬼婆なの!?っていうか、まだ私のことレモンって呼んでるの、お前だけだかんね!!そろそろレモンぶつけるよ!!
私「それに、包丁なら上司さんのほうが似合うし。趣味サバイバルだから」
S「アウトドアですよ」
あ、そうだった。素で間違えた。
私「・・・上司さんのほうが似合うし。趣味アウトドアだから」
言い直してみました。なんで間違えちゃったんだろ?昨日、タイタニックの世界をサバイバルで生き残るには、みたいな記事をブログに書いたからかな。
S「ちょうど良いじゃないですか、これなんか使いやすそうですし、きっとレモンを切るときに役立ちますよ」
Sが包丁のうちの一つを持ち上げました。よく見れば、なかなか立派そうな包丁です。良いメーカーのものっぽいよね。包丁の良し悪しとか、私よくわからないけど。
Y「違いますよ。レモンを切るならこちらです。それは肉用の包丁です」
S「あ、はい」
私「そうなんですか。知りませんでした」
よく見れば、包丁にはspick messerとかgemuse messerなどの文字が書いてあります。きっとこれが用途なのでしょう。ドイツ語(多分)だから、調べないと意味が全然わからないけど!!
上司「ただいまー」
私「お疲れ様です!!」
上司「さゆ、あれ受け取った?」
私「○○様からの頂きものですね、頂戴致しました」
上司「中身なんだった?」
私「包丁でした」
上司「へえ、他には?」
私「全部包丁でした」
上司「・・・二箱とも!?」
私「はい。合計6本の包丁でした」
上司「!?!?!?」
・・・こうして、いきなり私の包丁が、合計9本に増えたわけですが・・・
私「・・・・・・」
D「良かったね」
Dはいつも通りの笑みを浮かべて、私にそう言いました。きっとDは純粋に、私の資産が増えて良かったと思っているのでしょう。
私「・・・これを機会に、料理を頑張り始めてみようか」
D「さゆが新しい知識を身につけたり、新しい技術を身につけるのは良いことだね」
手始めに、今日の夕食には鍋を作ってみました。って、そこで鍋か!!料理頑張るんじゃないのか!!めっちゃ手抜きだな!!