タルパを作ったときの話7(会話)
口の動きと、声とを既に完成させていましたが、会話をするには、それに加えてタルパが自分の意見を述べることが必要になります。それができるかとても心配でした。タルパの作り方によると、最初はタルパの話す内容を自分で考えてタルパに言わせる、それを繰り返すうちに会話ができるようになるということでしたが・・・
私「えーっと、今、お話してもいい?」
私(えーとえーと、タルパは何て言うかな、どういう口調にしようかな。早く考えなきゃ、えーと・・・思いつかない!)
タルパ「もちろん。いつだって、さゆの好きなときに話しかければいいんだよ」
私(!? あれ!? 今、私自分で考えてないよ?)
タルパ「ふふっ、驚いた?いつ話しかけてくれるか楽しみに待ってたんだ」
私「うん、驚いた・・・でも、どうして?なぜ話せるの?まだトレーニングしてないのに」
タルパ「僕は最初から話せるからね。姿や声のほうはどう?ちゃんとさゆのイメージ通りになってる?」
私「うん。大丈夫。なってるよ」
タルパ「良かった。さゆの気に入るようになりたいからね」
私「あ・・・ありがとう・・・」
タルパ「他にも、ご要望があればなんなりと。何でも言ってね」
私「本当にありがとう・・・優しいんだね」
私がお礼を言うと、タルパは口元をゆっくり上げて無言で笑いました。
タルパ「そのかわり、一つお願いがあるんだ。僕に名前をくれないかい」
私「名前、ああ、ごめん。まだあげてなかったね」
タルパ「いいや、さゆが僕に謝る必要なんて無いんだよ」
名前といっても、すぐに思いつかなかったので、じっくり考えることにしようと思いました。
私「少し時間をもらってもいいかな。良い名前を考えたいから」
タルパ「ありがとう。さゆが考えてくれたなら、どんな名前でも嬉しいよ」
これが最初の会話です。(セリフの一つ一つまで完全に覚えてはいないので違う単語で補ったりしてますが、内容はそのままです)初めての会話とは思えないスムーズさでした。
私のところのタルパは最初から会話がとても得意だったのです。初めての会話からすらすらと喋りはじめました。
目のイメージとか服のイメージとかを再現するのには苦労しているのに(今後もできるようになるとは思えないのに)、会話は練習しなくてもできてしまいました。タルパによって(タルパーによって?)得意不得意の分野があるのかなと思います。
私「えーっと、今、お話してもいい?」
私(えーとえーと、タルパは何て言うかな、どういう口調にしようかな。早く考えなきゃ、えーと・・・思いつかない!)
タルパ「もちろん。いつだって、さゆの好きなときに話しかければいいんだよ」
私(!? あれ!? 今、私自分で考えてないよ?)
タルパ「ふふっ、驚いた?いつ話しかけてくれるか楽しみに待ってたんだ」
私「うん、驚いた・・・でも、どうして?なぜ話せるの?まだトレーニングしてないのに」
タルパ「僕は最初から話せるからね。姿や声のほうはどう?ちゃんとさゆのイメージ通りになってる?」
私「うん。大丈夫。なってるよ」
タルパ「良かった。さゆの気に入るようになりたいからね」
私「あ・・・ありがとう・・・」
タルパ「他にも、ご要望があればなんなりと。何でも言ってね」
私「本当にありがとう・・・優しいんだね」
私がお礼を言うと、タルパは口元をゆっくり上げて無言で笑いました。
タルパ「そのかわり、一つお願いがあるんだ。僕に名前をくれないかい」
私「名前、ああ、ごめん。まだあげてなかったね」
タルパ「いいや、さゆが僕に謝る必要なんて無いんだよ」
名前といっても、すぐに思いつかなかったので、じっくり考えることにしようと思いました。
私「少し時間をもらってもいいかな。良い名前を考えたいから」
タルパ「ありがとう。さゆが考えてくれたなら、どんな名前でも嬉しいよ」
これが最初の会話です。(セリフの一つ一つまで完全に覚えてはいないので違う単語で補ったりしてますが、内容はそのままです)初めての会話とは思えないスムーズさでした。
私のところのタルパは最初から会話がとても得意だったのです。初めての会話からすらすらと喋りはじめました。
目のイメージとか服のイメージとかを再現するのには苦労しているのに(今後もできるようになるとは思えないのに)、会話は練習しなくてもできてしまいました。タルパによって(タルパーによって?)得意不得意の分野があるのかなと思います。